早稲田ジャーナリズム大賞
2025-09-25 15:05:38
第25回早稲田ジャーナリズム大賞ファイナリスト12作品発表!その魅力とは
第25回早稲田ジャーナリズム大賞ファイナリストの紹介
2025年4月から5月にかけて行われた推薦・応募の結果、第25回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」のファイナリスト作品が明らかになりました。選考には144作品がエントリーし、厳正な審査を経て選ばれた12の素晴らしい作品について紹介します。
ファイナリスト作品一覧
以下の12作品がファイナリストとして選出されました。この中から2025年11月に大賞が決定します。
1. 「66°33′N 北極が教えるみらい」
- 候補者: 時事通信社「北極企画」取材班代表:出井 亮太
- 発表媒体: 時事ドットコムおよび全国の契約紙
2. 「移民・難民たちの新世界地図――ウクライナ発『地殻変動』一〇〇〇日の記録」
- 候補者: 村山 祐介
- 発表媒体: 書籍新潮社刊(単行本)
3. 「NHKスペシャル調査報道・新世紀 File3 子どもを狙う盗撮・児童ポルノの闇(前編・後編)」
- 候補者: NHKスペシャル「子どもを狙う盗撮・児童ポルノの闇」取材班代表:二階堂 はるか
- 発表媒体: NHK総合テレビ
4. 「ETV特集『フェイクとリアル 川口 クルド人 真相』」
- 候補者: NHK ETV特集「フェイクとリアル」取材班代表:小黒 陽平
- 発表媒体: NHK Eテレ
5. 「NHKスペシャル“一億特攻”への道 ~隊員4000人 生と死の記録~」
- 候補者: 大島 隆之
- 発表媒体: NHK総合
6. 「鍬を握る 満蒙開拓からの問い」
- 候補者: 信濃毎日新聞社編集局「鍬を握る」取材班代表:島田 隆一
- 発表媒体: 信濃毎日新聞に2024年1~6月連載、同年9月に書籍として出版
7. 「被爆80年企画『ヒロシマ ドキュメント』」
- 候補者: 中国新聞「ヒロシマ ドキュメント」取材班代表:岡田 浩平
- 発表媒体: 中国新聞、中国新聞デジタル
8. 「企画『最後の砦 刑事司法と再審』と袴田事件・再審法を巡る一連の報道」
- 候補者: 「最後の砦」取材班代表:佐藤 章弘
- 発表媒体: 静岡新聞、静岡新聞デジタル
9. 「鹿児島テレビドキュメンタリー警察官の告白―鹿児島県警情報漏洩事件を問う―」
- 候補者: 鹿児島県警情報漏洩事件取材班代表:四元 良隆
- 発表媒体: 鹿児島テレビ放送
10. 「兵庫県知事選等めぐるキャンペーン報道~SNSと選挙・広がる誹謗中傷~」
- 候補者: 兵庫県めぐるキャンペーン報道『報道特集』取材チーム代表:村瀬 健介
- 発表媒体: TBSテレビ「報道特集」
11. 「映画『能登デモクラシー』」
- 候補者: 五百旗頭 幸男
- 発表媒体: 劇場公開映画(ポレポレ東中野、シネモンドほか全国で上映)
12. 「対馬の海に沈む」
- 候補者: 窪田 新之助
- 発表媒体: 書籍集英社
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞とは?
この賞は2000年に創設されて以来、優れたジャーナリストを顕彰するもので、公共奉仕、草の根民主主義、文化貢献の3部門で表彰されます。大賞受賞者には賞金50万円と記念メダル、奨励賞には10万円が贈呈されます。また、受賞者は本学のために記念講座を行う予定です。
受賞式は2025年12月4日に予定されており、多くの人々にとって注目の一日となることでしょう。ますます進化を遂げる報道の世界から、今後も目が離せません。