DALI OBERONシリーズの価格改定について
株式会社ディーアンドエムホールディングスは、音楽を愛する方々に向けて高品質なスピーカーを提供しているDALIブランドのOBERONシリーズについて、2025年7月1日(火)に価格改定を行うことを発表しました。この改定は、業界全体で見られる原材料費の高騰や円安、さらには海上運賃の上昇が影響しています。この背景には、企業努力だけではカバーできない厳しい状況があるのです。
価格改定の詳細
新たに設定される希望小売価格は、以下の通りです。
品名 | 現行希望小売価格(税込) | 新希望小売価格(税込) |
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センタースピーカー | 77,000円(1台) | 82,500円(1台) |
オンウォールスピーカー | 126,500円(2台1組) | 132,000円(2台1組) |
ブックシェルフスピーカー | 74,800円(2台1組) | 82,500円(2台1組) |
ブックシェルフスピーカー | 117,700円(2台1組) | 129,800円(2台1組) |
フロアスタンディングスピーカー | 165,000円(2台1組) | 181,500円(2台1組) |
フロアスタンディングスピーカー | 117,700円(1台) | 129,800円(1台) |
フロアスタンディングスピーカー | 181,500円(1台) | 200,200円(1台) |
各モデルの新たな価格は、音質とデザインにこだわった製品が提供される中で、購入を予定していた方々にとって注意が必要です。全体的に数千円から数万円の値上げが見込まれており、特に注目すべきはフロアスタンディングスピーカーの改定で、多くのファンから愛されているモデルが含まれています。
価格改定の背景
DALIブランドのスピーカーは、その優れた性能と美しいデザインから多くのオーディオファンに支持されています。しかし、近年の原材料費高騰や昨今の為替の変動が製品コストに大きな影響を及ぼしています。また、世界的な輸送コストの上昇も顕著で、企業が多様なコストを吸収し続けるのは困難になりました。
メーカーは、できる限り消費者に負担をかけないよう努めてきたものの、現在の市場環境ではそれが限界を迎えたとのことです。トレンドとして、音質を求める消費者が増えていく中で、DALIもその期待に応えるためには価格の見直しが避けられなくなったと考えられます。
消費者へのメッセージ
「私たちは、音楽とオーディオを愛する皆様に引き続き、高品質な製品を安定的に供給し続けるため全力を尽くします。新価格のご理解を賜りますようお願いいたします。」と、同社の担当者は語っています。
2025年7月以降は、改定された価格でのご提供となるため、OBERONシリーズの購入を考えている方は、早めに手を打つことをおすすめします。音楽の楽しみをより高めるために、ぜひ高品質なDALI製品を手にとってみてはいかがでしょうか。