株式会社LIVENTが温室効果ガス削減目標をSBTiより認定取得
東京都品川区に本社を構える株式会社LIVENTは、「想いを永遠に」というミッションのもと、さまざまなデジタルサービスやライフセレモニー、フラワーギフトを展開しています。このたび、同社は国際的な認証機関であるScience Based Targets initiative(SBTi)から、温室効果ガス削減目標の認定を受けることに成功しました。
SBTi認定の重要性
SBTiとは、パリ協定と整合する温室効果ガス削減目標を企業が設定する際、その科學的な根拠が妥当であるかを審査・認定する機関です。今回の認定により、LIVENTは2034年までの10年間で、基準年比58.8%の温室効果ガス排出削減を目指すことが正式に承認されました。この目標は、葬儀サービスの「花葬儀®︎」やフラワーギフトの商品開発、輸送の過程でより持続可能な方法を取り入れることに繋がります。
LIVENTの具体的な取り組み
今回の認定を生かし、LIVENTでは、特に輸送過程での温室効果ガスの削減に注力します。 アトリエが花き市場に近い立地条件を活かし、流通プロセスを見直し、効率的な取り組みを進めることで、業界全体での排出削減に寄与しようとしています。また、代表取締役の三上力央氏は、「このたびのSBTi認定の取得は、私たちのSDGsの取り組みにおける大きな一歩だと考えています」と述べ、持続可能なサービスの提供はただの目標ではなく、顧客満足度を向上させるための責任であると強調しました。
LIVENTの事業内容
LIVENTは、多岐にわたるサービスを提供しています。ライフストーリーや人とのつながりを重視したデジタルサービス、オーダーメイドの葬儀サービス「花葬儀®︎」、お祝いの場にふさわしいフラワーギフトの提供などがその例です。特に「花葬儀®︎」は、2002年に誕生し、従来の画一的な葬儀の枠を超えた「お葬式」を提案。故人の好きな花や季節の花を使用した独自の祭壇制作で多くの人々の心に残る体験を提供しています。
今後の展望
LIVENTは、「超高齢社会に新しい価値を創造し、人の心の豊かさと生活の質を高める」というビジョンに基づいており、温室効果ガス削減目標の達成はその一環に過ぎません。持続可能な社会の実現に向けて、さらに多くの方に感動と安心感を提供できる事業モデルを形成していく考えです。
このように、LIVENTは社会貢献を意識しながら、未来への一歩を踏み出しています。これからの彼らの取り組みに大いに期待が寄せられます。