グローバル・インフラ研究
2025-11-25 11:51:37

東京で体験する!グローバル・インフラ研究の夏期インターンシップ

グローバル・インフラ研究の新たな一歩



東京都港区に本部を持つ公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団(日本GIF)は、2025年夏に向けて全国の大学生を対象にした夏期インターンシッププログラムを開催しました。このプログラムは、五回目を迎える独自の調査研究体験で、学生たちがグローバル・インフラに対する理解を深めることを目的としています。

今年のテーマは、1960年に出版された名著『21世紀への階段』を取り上げ、その内容に基づいた未来予測の検証です。この書籍から割り当てられた章をもとに、各チームは予測の実現状況を調査し、その結果を反映した学術論文を作成することを課題にしました。さらに、旅費支給の措置や対面・オンラインのハイブリッド形式を取り入れることで、全国から多様な学生が参加しやすい環境が整えられました。

プログラムは8月初旬に都内の会場で対面形式で始まりました。10名のインターン生が2つのチームに分かれ、専門知識を持つチューターから論文作成の基本を学び、グループディスカッションを重ねました。各チームはその後、オンラインでの複数回のミーティングを行い、調査研究を進めました。特に、予測が実現しなかった理由について掘り下げた考察が求められ、全員が意見を出し合いながら活発な議論を展開しました。

10月初旬には、成果発表会が都内で行われ、各チームが調査の結果を発表しました。参加者は互いに質疑応答を行い、有識者からの講評もいただいた後、修了証が授与されました。その後の懇親会では、インターン生同士やチューターとの交流が深まり、今後の研究活動へ向けた意欲が高まりました。

参加学生の中からは、「自身では触れることがなかったテーマで新鮮だった」「チームメンバーとの協力が重要だと感じた」などの意見が聞かれました。彼らはこのインターンシップを通じて個々のスキル向上に繋がり、異なる大学の仲間と共に議論することで、広い視野を得ることができたとしています。

日本GIFは、今後もこのインターンシップを継続し、学生たちにグローバル・インフラに対する関心を促し続ける意向です。毎年4月頃には新たな参加者を募る予定で、詳細は日本GIFの公式ウェブサイトで確認できます。この貴重な経験を通じて、未来のインフラ研究者としての第一歩を踏み出してみませんか?


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