バレエと学際研究
2026-10-15 14:24:14

早稲田大学に設立されたバレエ学際研究所の魅力と展望

早稲田大学に設立されたバレエ学際研究所の魅力と展望



2026年10月1日、早稲田大学に新たな研究拠点「バレエ学際研究所」が誕生します。この研究所は、バレエの実践者と研究者が共に探求を行う場として、国際的に活躍するダンサーや振付家、音楽家が参画し、体験と知識を融合させることを目指しています。

実践と学問の融合



これまでのバレエ研究は、研究者が実践を客観的に観察し、分析することが主流でした。しかし、バレエの真髄に迫るためには、実践家と研究者の知識が交わることで新しい理解が生まれると考えられています。バレエ学際研究所では、現役のバレエダンサーや指導者も研究に参加し、共に対話しながら研究を進めます。この新しいアプローチにより、バレエの創造と実践に対する理解がさらに深まることが期待されています。

学際的なアプローチ



本研究所は、早稲田大学の総合研究機構の一環として、人間科学部やスポーツ科学部の研究者が参加します。哲学や歴史、教育、社会と文化、身体運動や認知に関する様々な専門家が集まり、それぞれの視点からバレエ研究を行います。これにより、従来の枠を超えた新たな研究が期待され、ダンサーたちの専門性を活かしたコラボレーションが生まれるでしょう。

プロダンサーの充実した学び



早稲田大学の人間科学部eスクールには、国内外で活動するプロバレエダンサーが多く在籍しています。彼らはプロとして活動しながら学びを深化させる環境において、身体表現や文化、人間科学について学んでいます。さらに、卒業後も研究所の招聘研究員として研究活動を続けるダンサーもおり、学際的な研究が進むことが期待されています。

岡野祐女さん(ポーランド国立バレエ団所属)、奥平花さん(ルーマニア国立ティミショアラ劇場バレエ所属)、中野伶美さん(元シビウ劇場バレエ団)など、優れたプロダンサーが研究に参加することで、若い世代のダンサーへ新たな学びの機会を提供することにも寄与しています。

所長のコメント



「バレエ学際研究所」の所長である三浦哲都准教授は、「これからのバレエ研究は、人間の理解を深めるために、身体と心、文化と社会が交わる場としてのバレエの価値を社会に伝えることを目指しています。」と語ります。彼の考えでは、実践者の視点と研究者の観察が組み合わさることで、初めて生まれる知見があります。この研究所は、バレエに関心を持つ全ての人々に向けて、新しい知の創出の場を提供することを目指しています。

未来の展望



バレエ学際研究所は、これからのバレエ界にとって重要な役割を果たすことが期待されています。若いダンサーたちがプロを目指すための支援を行い、バレエを学ぶ学生たちに新たな機会を提供します。今後、どのような成果が現れるか注目です。この研究所が、バレエの深化と新しい創造性をもたらす中心地となることが期待されます。


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