2025年12月度 職種別賃金伸び率ランキング
株式会社フロッグから2025年12月度の「職種別賃金伸び率ランキング」が発表されました。この調査では、アルバイト・パート、派遣、正社員の雇用形態ごとの賃金の変動について分析が行われています。
調査概要
本報告書は、以下の求人媒体から収集したデータをもとにしており、掲載情報から各種職種別に賃金の増減率を算出しています。
- - アルバイト・パート:イーアイデム、バイトル、マイナビバイト
- - 派遣:はたらこねっと、エン派遣
- - 正社員:doda、type、エン転職、マイナビ転職
賃金変化の傾向
調査によると、アルバイト・パートの賃金は-2.39%から+22.49%の幅で変動し、正社員の賃金は+0.03%から+1.58%の範囲で推移しています。特に注目すべきは、アルバイト・パート部門の賃金伸び率1位が「建設/土木/エネルギー」で、前月比+22.49%と大きな増加を見せています。
賃金伸び率 トップ3
1位:建設/土木/エネルギー(+22.49%、309円増)
2位:製造/工場/化学/食品(+2.57%、33円増)
3位:映像/イベント/芸能/キャンペーン(+1.71%、24円増)
興味深いのは、1位の「建設/土木/エネルギー」がこの12カ月間でなぜ急激に賃金が上昇したかという要因です。特定の企業が時給2,000円を超える資材搬入の求人を大量に出したことで、全体の平均時給を引き上げたと考えられます。
一方で、ワースト1は「教育/語学/スポーツ」で、減少率は-2.39%、減少額は-42円という不振な結果となりました。これらの分野では、業界全体にわたる供給過多や人員の流出が影響している可能性があります。
正社員部門の動向
正社員の賃金伸び率ランキングでは、次のような結果が出ました。
1位:ホテル/旅館/ブライダル(+1.58%、4,203円増)
2位:クリエイティブ(Web系)(+1.32%、4,144円増)
3位:医療/医薬/福祉(+0.90%、2,500円増)
特に「ホテル/旅館/ブライダル」部門では、2024年12月からの安定した成長が見られ、賃金は継続的に向上しています。ただし、増加額としては他の業種に比較すると大きくはありませんが、安定性が求められる業界であるため、賃金が安定していることは歓迎される点です。
各業界の未来
今後の動向を見ると、アルバイト・パートの建設系の賃金がこのまま上昇を続けるのか、他の業種も振り返る中で新たな募集要項がどのように影響を及ぼすのかが注目されます。また、正社員部門では引き続き医療や観光業が労働市場において中心的な役割を果たすと予測されています。
まとめ
この調査結果から、2025年12月度の職種別賃金の増加が特にアルバイト・パートの建設業に集中していることが分かりました。各職種のトレンドを理解することは、求職者にとって重要な情報であり、今後の市場動向を考える上でも非常に参考になります。より詳しい情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。
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