株式会社メディセオの新物流拠点「東京ALC」
東京都江東区に位置する「東京ALC(エリア・ロジスティクス・センター)」が2026年1月より稼働を開始します。この新たな施設は、株式会社メディセオが運営する物流拠点で、首都圏における医療用医薬品の供給体制を強化することを目的としています。
「東京ALC」の概要と目的
「東京ALC」は、メディパルグループの14カ所目の高機能物流センターとして位置付けられています。このセンターの設立背景には、医薬品流通のニーズの急増や将来の物流課題への対応といった現代の医療環境への適応が求められています。また、地震などの非常事態に備えた事業継続計画(BCP)の強化も重要な目的となっています。
現在、メディセオは東京都内に基幹拠点「東京中央FLC(フロント・ロジスティクス・センター)」を運用していますが、東京ALCの設置によって、その全機能を移管することにより、出荷規模の拡大と警備エリアの拡充が図られます。これにより、安定した医薬品供給が可能となるのです。
最新の施設特長
「東京ALC」では、以下のような先進的な機能が取り入れられています:
- - BCP対応強化:免震構造を備え、自家発電装置も導入。停電時でも72時間フル稼働が可能で、災害時においても医薬品供給機能を維持します。
- - 高い納品精度:最新のAI技術と物流ノウハウを融合させ、99.9997%という極めて高い納品精度を誇ります。
- - 配送効率の向上:主要幹線道路に近接したロケーションを活用し、出荷エリアを大幅に拡大。
- - 環境への配慮:国のGDPガイドラインに基づき、厳格な温度管理を実施しながら、環境負荷低減とコスト運営の最適化を図る次世代型物流センターを目指しています。
施設の位置とアクセス
「東京ALC」の所在地は、東京23区の東部、江東区東陽5丁目です。敷地面積はい約6,225.84㎡(1,829坪)、賃借面積は約17,667.09㎡(5,344坪)で、鉄筋コンクリート造の地上6階建ての構造となっています。アクセスの良さから、多くの医療機関と連携しやすい立地にあることも大きな利点です。
メディパルグループの展望
メディセオは、今後「東京ALC」をグループ初の複合型センターへと発展させ、サプライチェーン全体の最適化を図ります。グループ内の各企業の機能を集約し、効率的な配送網の構築を目指しています。これにより、より多くの医療機関に高品質な物流サービスを提供するとともに、医療業界のさらなる発展に寄与することを目指しています。
まとめ
「東京ALC」の開設は、株式会社メディセオにとって大きな一歩であり、首都圏における医療用医薬品の安定供給に寄与することが期待されています。医療物流の未来を支えるこの拠点がどのように成長し、地域の医療を支える役割を果たしていくのか、これからの動向に注目です。