「EntryMaster 4.0」の新登場
株式会社アイピーキューブが、ID統合管理製品「EntryMaster」の最新版「EntryMaster 4.0」のリリースを発表しました。この新バージョンでは、企業や団体が抱えるID情報管理の課題を解決するための多くの機能が追加され、業務効率化とセキュリティ強化を同時に実現します。
大きな特徴は、まず「ワークフロー機能」です。この機能により、ユーザーの登録、情報の変更、削除に関する申請フローを柔軟に設計できるようになったのです。利用者は、直感的な操作を通じて申請や承認の手続きを進めることができ、また、申請フォームのパターン設定や多段階承認、およびメール通知機能も搭載されているため、業務プロセスが一層スムーズになります。
次に強化されたのは「データベース連携機能」です。これにより、JDBCに対応した人事業務システムと直接連携でき、ユーザーやグループの情報を即座に取り込むことが可能です。これによって、利用者の手間が大幅に削減されます。
「EntryMaster 4.0」では、ユーザ管理の柔軟性も高められました。正社員や契約社員、さらにはグループ会社ごとに管理項目を個別に設定できるため、企業独自の運用スタイルに沿った柔軟な管理が実現されています。
加えて、ユーザー情報のPDF出力機能も新たに追加されました。これにより、CSV形式に加え、定義済みフォーマットに基づくPDF出力も可能となり、出力形式を選択することができるようになりました。
また、一覧画面上で外部プログラムや各種コネクタを登録し選択したユーザーやグループに多様な処理を実行することができる「処理選択のカスタマイズ対応」も注目すべきポイントです。これにより他のシステムとの連携も容易になり、より迅速な業務遂行が可能になります。
さらに、マスタ管理機能も強化され、これまではCSVでの登録が必要だった組織や役職、権限などの情報が直接管理者UI上で簡単に編集可能になりました。
また、初回ログイン時にパスワードや多要素認証の設定と共に任意のユーザー情報変更を強制する機能も搭載され、これによりセキュリティを一層強化できます。この機能はワークフロー機能と連携させることもでき、運用を細やかにカスタマイズできます。
最後に、ユーザー自身による様々な操作が可能な「利用者UI(AceUser)」の機能も強化されました。本人確認後の初期パスワードの送信や、証明書の再ダウンロード、ソフトウェアトークンの再設定が自分で行えるようになりました。
このように「EntryMaster 4.0」は、企業が求めるID管理の新たなスタンダードを提案し、運用コストを削減しつつもセキュリティを強化するための魅力的な選択肢として登場しました。この新バージョンの詳細は公式サイトをご覧ください。
EntryMaster製品詳細
今後のビジネス環境において、ID管理の重要性はますます高まっています。「EntryMaster 4.0」がそのニーズに応える姿勢を一層強化していることは間違いありません。期待に満ちた新機能をぜひご活用ください。