舞台『またここか』が8年ぶりの上演を迎えます!
2026年2月5日から15日、東京の座・高円寺1で脚本家・坂元裕二による戯曲『またここか』が8年ぶりの再演を果たしました。彼は映画『怪物』で名を馳せ、カンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞した実力派。今回の舞台では、彼のユニークなストーリーが再び観客を魅了します。
演出を担当するのは、数々の海外戯曲の演出を手がける荒井遼氏。多彩な実力を持つキャスト陣には、奥野壮、馬場ふみか、永瀬莉子、浅利陽介の4名が名を連ねています。物語は、東京郊外にあるガソリンスタンドを舞台に、兄弟の思い出と葛藤を描いています。
ストーリーの背景
このガソリンスタンドで、仕事に対して不真面目なアルバイト・宝居と、兄・近杉が中心となり話が進みます。独特のキャラクターが次々と訪れ、物語は次第に思わぬ展開を迎えることに。特に注目は、近杉のもとに突如現れる自称兄・根森。彼は小説家であり、彼らの過去に秘められたストーリーが明かされていきます。物語の中で、観客は兄弟の愛憎や葛藤を目の当たりにし、心に響く感情を体験することでしょう。
このような定番の物語ながら、坂元裕二の脚本は独自の言い回しやキャラクターの個性を引き立てます。演出の荒井は、客席との距離を縮める対面型の客席配置を採用し、観客がまるでその場にいるかのような近さを実現しました。
キャストの意気込み
キャストからも熱いメッセージが寄せられています。近杉役を演じる奥野壮は、役の輪郭が見えてきたと手ごたえを感じており、観客が楽しむ姿を思い浮かべています。宝居役の馬場ふみかは、自身の代名詞とも言えるハンドスピナーを使ったユーモアを交えたコメントを残しつつ、キャスト同士のコミュニケーションの大切さも語っています。
一方、示野役の永瀬莉子はストレートな舞台が初めてであるため、その緊張感を滲ませながらも全力を尽くして魅力を伝えると誓います。そして、根森役の浅利陽介は、自身のセリフ量に苦労しつつも、その感情を観客に届けたいという思いを語りました。彼の言葉は、演奏される音楽のように観客を引き込むことでしょう。
上演情報
『またここか』は、座・高円寺1でリバイバル上演されるわけですが、その期間はわずか10日間と短いもの。チケットは全席指定で、一般は6000円、プレミアム席は8800円と設定されています。
公演は未就学児の入場不可で、観客に向けてしっかりとした体験を提供することを重視しています。多くの人が心に残る物語を紡ぎ出す舞台、『またここか』。ぜひチケットを手に入れて、劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
この舞台は、観客との距離を近づけた新しい試みともなっています。役者の息遣いや演技を間近で感じながら、坂元裕二の描く世界を心ゆくまで楽しんでください!