エンギシャBが贈る大村正泰生誕公演
2025年11月25日、東京・池袋にあるスタジオ空洞にて、劇団エンギシャBの芸術監督である大村正泰の生誕公演が行われます。本公演では、彼が初期に創作したオリジナル短編戯曲を3作品同時に上演し、演技芸術の新たな地平を切り開くことを目指しています。
演目は、「花の子供」「エデンの園」「アウト・サイダー」の3つで、大村自身が作・演出を担当しています。これらの作品は、それぞれ異なるテーマ(エロス、純愛、友愛)を通じて大人の寓話を描いており、観客に深く響くメッセージを届けます。
エンギシャBについて
エンギシャBは、主宰の中村蓮(30歳)、宮谷多楽(25歳)、そして芸術監督の大村正泰(63歳)という構成で知られる劇団です。その理念は「何もない空間に、いのちの風景を創る」というもので、世界に通用する演技・身体表現と即興性を兼ね備えた作品創りに従事しています。大村正泰生誕公演では、5年間共に活動してきた中村と宮谷が共演し、オリジナル戯曲に生命を吹き込むことで、観客に「エンギシャB」ならではの演技表現を提供します。
演目詳細
「花の子供」
この作品は、性加害者の初老の男と被害者である若い女性が、生死の境で共に旅する物語です。道理を超えたエロスの意味を問いかけ、深い心理描写が見どころです。
「エデンの園」
夫が妻を背負いながら、目まぐるしく移ろう四季を通じて、二人の行く末を描いた作品です。彼らの運命はどのように変わっていくのか、感動的なストーリーが展開されます。
「アウト・サイダー」
障がい者施設に住むバンニ、ネル、そして亡くなったトシの物語。トシの書いた童話に隠された真実を見つけようとする二人がある決断を下すという、切ない人間模様が描かれています。
公演詳細
公演は2回行われ、時間は14:00と19:00の2回です。開場はそれぞれの開演時間の30分前となります。上演時間は約100分を予定しており、全席自由で税込みのチケット価格は一般4,000円、U-30は3,000円とお得になっています。特に、すでにカンフェティに会員登録をされている方は、一般料金が1,000円割引の3,000円となる特典があります。
チケット購入方法
チケットはカンフェティから購入可能です。公式サイトを訪れることで、会員特典や購入の流れを確認できるため、ぜひチェックしてみてください。(
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この機会に、エンギシャBの独自の世界観に触れ、命や生き方に対して深く考えさせられる戯曲の数々をお楽しみください。演劇の新たな地平を体感できる貴重な舞台となること間違いなしです。