菊池広輔がデビューEP『Kosuke Kikuchi Plays Rei Ishizuka Piano Works』を配信リリース

菊池広輔が新たな音楽の世界を切り開く

2023年12月26日、ピアニストである菊池広輔が、待望のEP『Kosuke Kikuchi Plays Rei Ishizuka Piano Works』を配信リリースしました。本EPは、彼のデビューシングル『Luir Rhueven』に続くもので、音楽家による革新を目指すプロジェクト「DICT Music DAO Classics」に関連しています。

EPの内容と特色

このEPには、著名な作曲家石塚玲依の作品が収められており、2024年に作曲された12曲からの厳選された4曲が収録されています。特に注目すべきは、この作品が世界初の録音であること。実演にこだわった多様な表現が織り成す音楽は、リスナーにとって新しい感性を呼び覚ます内容となっています。収録曲は以下の通りです。

1. 星図の鳥たち（イーゼルの上の音楽より）
2. ルリビタキ（イーゼルの上の音楽より）
3. 不透明な精霊（イーゼルの上の音楽より）
4. 水光を紡ぐ人魚（イーゼルの上の音楽より）

それぞれの作品は異なる景色を描き出し、菊池の繊細な演奏によって一層の深みが加わります。アートワークは熊谷ゆ〜ほが手掛けており、美しい視覚的表現も魅力の一部と成っています。

DICT Music DAO Classicsの意義

ディクト・ミュージック・ダオ・クラシックスは、Web 3.0やDAOの新しい仕組みを取り入れた音楽コミュニティです。作曲家と演奏者のより良い活動環境を築くことを目的に、音楽作品の創作とその利活用を促進しています。このプロジェクトでは、作曲家の石塚をはじめ、人気の劇伴作曲家たちが数多くの楽曲を書き下ろしているのが特徴です。

菊池広輔は、ここでのモデルケースとしてレコーディングなどの支援を受けており、若手音楽家たちにとっても新しい可能性の扉を開く存在となっています。また、DICTの活動には、音楽以外のさまざまなクリエイティブな分野へも影響を広げる期待が寄せられています。

菊池広輔のプロフィール

菊池広輔は東京音楽大学を修了した後、フランスでのさらなる研鑽を積みました。彼は多くのコンクールで受賞し、ソリストとしての評価も高く、オーケストラとの共演など数々の実績を持っています。現在は演奏活動と同時に、次世代の育成にも力を注いでいます。彼の音楽は多様性と情熱にあふれ、聞く者の心に響くものがあります。