自動車販売の新たな試み、デジタルでの接客を変革する『DXハガキ』
自動車販売の現場は今、根本的な変革を迎えています。livepass株式会社が提供するパーソナライズ動画を活用した『DXハガキ』が、累計配信数100万通を超えました。この新しいデジタル接客の試みは、24年10月にサービスを開始してからわずか1年強でこの数字を達成したことからも、その注目度の高さが伺えます。
業界が直面する課題とは?
自動車ディーラー業界は、いくつかの即応すべき深刻な課題に直面しています。郵便料金の高騰、顧客とのコミュニケーション方法の変化、そして深刻な人手不足は、いずれも大きなハードルです。特に2024年10月には、郵便料金が大幅に引き上げられ、従来の紙DM戦略がコスト面で厳しい状況に置かれています。
また、総務省の調査によれば、家庭でのスマートフォン保有率は9割を超えており、特に若年層では従来の電話連絡が減少しています。このような背景から、自動車ディーラーは「不通率」の上昇に悩まされているのです。さらに、人手不足が重なる中で、限られた人員で効率的に顧客フォローを行うことが求められています。
『DXハガキ』の強みとその活用シーン
『DXハガキ』は、こうした従来の販促手法からの脱却を可能にします。デジタル接客を通じて、顧客一人ひとりに合わせた体験を提供し、営業活動の質を高めることができます。
このソリューションの活用シーンは多岐にわたります。
- - セールスプロモーションの来場促進: ビジュアルを重視した配信で、興味を引きつけ、来場を促します。
- - 車検・点検の通知: 自動的にタイムリーな通知が行われ、確実な入庫予約につながります。
- - 新型車の告知: 動画視聴中にアンケートを実施し、顧客の興味を把握することができます。
- - パーソナライズ通知: ライフステージにあった情報を自動提供し、顧客との関係性を築きます。
成果事例: 営業DXの新たな一手
具体的な成果として注目されるのが、2年以上疎遠だった顧客からの新車成約です。『DXハガキ』を通じて訪問や電話ではなく、デジタル接触を介して顧客の興味を可視化。これにより、営業担当者は、顧客が興味を示したタイミングを逃さず的確にフォローすることが可能となり、最終的に8台の新車契約を生み出しました。従来の営業手法に比べ、高い投資効果を実現しています。この事例は、自動車販売のデジタル化を進める上での新たなモデルとなっています。
今後の展望
livepassのCEO、中村旭宏氏は、「デジタル接客が単なる手段ではなくなったことを実感しています。顧客体験の革新を追求し、温もりのある接客を実現していく考えです」とコメントしています。今後は、プロトコーポレーションとの協力を基盤として、デジタル接客のリーダーとしての役割を果たし、顧客一人ひとりに最適な体験を提供する取り組みを進めていくことでしょう。
自動車業界は、これからもデジタル化が進み、従来の営業方針が根本から見直される時代が予想されます。『DXハガキ』の導入を契機に、さらなる革新が期待されるところです。