ProfotoがSonyα9 IIIと互換性のアップデートを発表
Profotoが、Sonyの最新グローバルシャッターカメラ「α9 III」との技術的な互換性について新たなファームウェアアップデートを発表しました。これにより、Profotoのフラッシュ機能がさらに進化し、クリエイターに新しい表現の可能性を提供します。
アップデートの概要
新しいファームウェアアップデートは、Profotoのフラッシュ、特にA10、D30、Pro-D3、Pro-B3との組み合わせで効果を発揮します。これらの機材を使用することで、フォトグラファーは最大で1/80,000秒という超高速のシャッタースピードで、TTL(Through The Lens)モードによるシームレスなフラッシュ同期が実現可能になります。これにより、瞬間を捉えるチャンスが飛躍的に高まります。
クリエイティブな自由の拡大
SonyのグローバルシャッターとProfotoのフラッシュ技術の組み合わせにより、新たなクリエイティブな自由がもたらされます。これまで不可能だった環境光の排除や、明るい日中でもフラッシュを効果的に使用することが可能になるため、フォトグラファーはより自由な表現ができます。モディファイアを使用してドラマティックな影を作ったり、アクションを精緻に捉えたりする際にも、パワーや複雑さを損なうことなく、多様な効果を発揮します。
瞬時に完璧な露出
新しいシステムは操作が非常に簡単です。フラッシュをFreezeモードに設定するだけで使用可能になり、TTL自動調光によって短時間でのセットアップが実現します。これにより、フォトグラファーは設定にかける時間を大幅に削減でき、瞬間を捉えることにもっと集中できます。
ProfotoとSonyの戦略的コラボレーション
このアップデートは、ProfotoとSonyの強力なパートナーシップを示すもので、今後も2社は協力して新しい技術を開発し続ける予定です。両社は、クリエイティブな可能性を最大化するためにフォトグラファーに必要な優れたツールを提供することを目指しています。これにより、クリエイターはイメージを思い通りに形作ることができるようになります。
利用可能時期
ファームウェアのアップデートは2025年5月22日より利用可能となり、これを機にProfoto A10、D30、Pro-D3、Pro-B3へのフラッシュ同期が行えます。ただし、アップデートされたD30、Pro-D3、Pro-B3を使用するためには、アップデートされたA10が必要になります。
プロフォト株式会社について
Profotoは、カメラ撮影向けのストロボ機材やフラッシュなどを製造・販売する企業です。2005年に設立され、本社は東京都中央区に位置しています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください:
Profoto公式HP
Profotoの技術革新が進化することで、より多くのクリエイターにとって理想的な撮影環境が整いつつあります。今後の展開が楽しみです。