障害者雇用の新たな可能性を考えるシンポジウム
企業の成長において、多様性は大きな要素となっています。中でも、ニューロダイバーシティという考え方が注目されています。これは、脳や神経に由来するさまざまな特性の違いを尊重し、それを社会で活かそうというものです。特に、発達障害を持つ方々が、その特性を活かして企業の戦力となる取り組みは、今後のビジネス戦略において重要なテーマとして浮上してきています。
この度、2025年7月17日(木)の15:30から18:30まで、ニューロダイバーシティに関連するシンポジウムがオンラインで開催されます。参加方法は、TOKYO障害者雇用支援ポータルにアクセスするだけでOK。無料で事前登録も不要なので、誰でも気軽に参加することができます。
シンポジウムのプログラム
15:35~16:05(トークショー)
発達障害の息子を持つ父親が語る経験談。彼が立ち上げた動画メディア「インクルボックス」について、100人の有識者と500社の企業への取材を通じて得た知見をお話しします。
16:05~16:35(講演1)
早稲田大学ビジネススクールの教授、入山章栄氏が、世界の経営学を元にニューロダイバーシティについての新たな視座を提供します。
16:40~17:20(講演2)
障害者雇用が特別視されることのない社会を目指すため、株式会社Kaienの大野順平氏とパーソルダイバース株式会社の柳澤誠一郎氏が、障害のある方々の活躍を再定義します。
17:25~18:30(パネルディスカッション)
ニューロダイバーシティを企業の力に変える方法を、株式会社ドム、東横システム株式会社、モルガン・スタンレーの代表者が議論します。ファシリテーターには前述のトークショーに登場する赤平大氏が参加します。
参加方法とお問い合わせ
開催はオンライン形式で行われるため、参加費は無料です。事前の登録は必要ありませんので、気軽に閲覧が可能です。詳しい情報や問い合わせは、ニューロダイバーシティシンポジウム事務局に連絡することができます。メールアドレスはneuro_symposium@nri.co.jpです。
シンポジウムに関する資料もあるので、ぜひチェックを!
シンポジウムのリーフレットや、ニューロダイバーシティ推進に係るトライアル雇用についての詳細は、公式ウェブサイトにて提供されています。これを機に、障害者雇用の新しい形を学び、企業としての成長を加速させる一助としてください。
最後に
このシンポジウムは、「2050東京戦略」の一環として、共生社会の実現に向けた取り組みの一部です。障害者が人材として活躍できる社会を目指し、多くの方の参加をお待ちしております。