出社したくなるオフィス
2025-12-11 11:47:10

『出社したくなる』オフィスを実現したシイエヌエスの新たな取り組み

新時代のオフィスづくり



近年、出社が必須でない働き方が広がる中、企業は社員が「来たくなる」環境作りに注力しています。ここで紹介するのは、ITソリューション企業の株式会社シイエヌエスが導入した新しい没入型会議空間と、それを実現するための先進技術です。シイエヌエスは、社員同士のコミュニケーションを促進し、顧客に向けて高品質なプレゼンテーションを行えるような空間に進化させました。

社員エンゲージメントの向上



シイエヌエスは、東京都品川区に本社を構える企業で、ITインフラやクラウド、セキュリティサービスをトータルに提供しています。オフィスの新たな構造今回の改装にあたり、同社は「自然と集まるコミュニケーションスペースを作る」「顧客への高解像度な情報伝達を実現する」といった2つのテーマを掲げました。シイエヌエスは、出社が義務でない働き方を取り入れており、それに伴い「集まりたい」と思えるオフィス環境が必要でした。従来のプロジェクターの限界を打破し、没入感あふれるプレゼンテーションが実現できる空間デザインを目指しました。

没入型プレゼンテーションの体験



この改装プロジェクトは、パートナー企業の紹介で始まりました。シイエヌエスの担当者は、イマーシブのショールームで「Immersive Engine」と「Immersive Magic Wall」の体験をしました。体感したのは、明るい部屋でも際立つビジュアルや、天井から床まで映像が広がる圧倒的な没入感、そして従来のプロジェクターとは異なる高い表現力でした。この体験が導入の決め手となり、新オフィスではプレゼンテーションエリアを中心に、多用途に活用できる空間が構築されました。

具体的な導入機器とその効果



シイエヌエスが導入した「Immersive Magic Wall」は、量子ドット塗料を使用しており、高コントラストな映像を提供します。この技術により、特に明るいオフィス環境でもテキストや映像が鮮やかに表示されます。また、「Immersive Engine」は、空間全体を制御するシステムで、会議やイベントのシームレスな運営を実現します。これにより、場所を選ばずにPC画面の共有が可能になり、時間のロスが減るという大きな利点が生まれました。

新オフィスの多様な活用シーン



シイエヌエスはこの新しい没入型空間を、様々なシーンで活用していく計画です。顧客へのサービスデモンストレーション、新入社員や既存社員を対象とした研修、さらにインターンシップやリクルートイベントなど、多岐にわたります。オフィスの環境が“働きたい”と思わせるものであれば、社員の満足度やパフォーマンス向上にもつながるでしょう。

代表取締役の関根政英氏は、「ただの会議室として使うのではなく、社員同士の交流の場や顧客への価値伝達の場として活用していきたい」と述べています。今後、この新しいオフィスはただの労働空間ではなく、社員、顧客、学生に価値を体験させる特別な場として進化していくことでしょう。

まとめ



シイエヌエスの新しいオフィスは、出社スタイルの多様化が進む中で、社員や顧客に選ばれる空間を実現しています。没入型プレゼンテーション技術を用いたこの取り組みは、今後のオフィスや会議室の在り方を見直す良いきっかけとなるったとも言えるでしょう。


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