ショート動画屋さんの新サービス
株式会社美手紙が運営する「ショート動画屋さん」が、上場企業向けの「IRショート動画制作サービス」をスタートしました。このサービスは、個人投資家、特に若年層に資する短尺動画を通じて、企業のIR活動を支援することを目的としています。
サービス提供の背景
近年、企業のIR情報は複雑で多様化しており、それに伴い投資家が情報を理解するハードルも高くなっています。特に、SNSの普及により、TikTokやYouTube Shortsといったプラットフォームが浸透しているため、短くわかりやすい情報発信が求められています。
「ショート動画屋さん」は、こうした課題を解決するために、1項目あたり60秒以内のIRショート動画を制作します。このアプローチにより、企業は複雑な情報を分解し、投資家が興味のあるトピックを簡単に視聴できるようになります。
サービスの特徴
このサービスの特徴は、圧倒的なコストパフォーマンスと迅速な納品です。制作プランでは、編集後の動画の著作権が企業に譲渡され、自社の媒体で自由に使用できます。
さらに、多本数発注に応じての割引制度もあり、企業は四半期ごとのIR活動や事業構造に合わせた柔軟な予算対応が可能です。たとえば、3ヶ月ごとに10本制作し、年間で40本をまとめて発注すると、同時発注割引を受けられ、コストを大幅に削減できます。
制作動画の活用例
「IRショート動画制作サービス」では、以下の10項目を中心に動画シリーズを制作することを推奨しています。
1.
ハイライト/全体サマリー: 企業の決算全体像やCEOメッセージの伝達。
2.
売上高・トップライン分析: 売上の動向や市場シェアの分析。
3.
利益率とコスト構造: 利益の推移やコスト効率化施策の解説。
4.
重要KPI: 事業成長を測る独自指標の進捗。
5.
セグメント別戦略: 事業ごとの戦略や競合優位性の説明。
6.
研究開発: 研究開発投資の状況や未来のロードマップ。
7.
財務状況: バランスシートの健全性や資本政策の解説。
8.
キャッシュフロー: CF分析や大型投資の状況。
9.
業績見通し: 次期業績予想とその根拠。
10.
ESGと株主還元: 環境・社会への取り組みや配当方針の解説。
この構成により、企業価値を包括的に伝え、投資家の多様な関心に対応します。
制作事例のご紹介
実際の制作事例として、複数の企業によるIR動画のインタビューが掲載されています。これにより、具体的な活用方法が理解しやすくなっています。
代表者の思い
代表取締役の池田光は、「スマホ世代向けの決算資料がもっと見やすくあってほしい」との思いからこのサービスを立ち上げました。英語対応も行い、国際的なニーズにも応えていく方針です。上場企業の円滑な活動を支援するため、今後もサービスの質を高めていく考えです。
会社情報
株式会社美手紙は2022年に設立され、東京都港区を拠点にショート動画制作を行っています。ビジネスにおいて、SNS広告運用やフランチャイズ事業も手がけています。今後も進化し続ける企業です。