地域の未来を拓く
2025-08-22 13:51:40

地域の未来を拓く!フォーバルとNext IWATEが業務提携を締結

地域の未来を拓く!フォーバルとNext IWATEの業務提携



株式会社フォーバル(東京・渋谷)が株式会社Next IWATE(岩手・一関)と業務提携を結びました。この提携は、地域課題の解決と若手人材の育成を目的としており、2025年8月21日に一関工業高等専門学校で発表されたことからも、期待が寄せられています。

フォーバルは『「新しいあたりまえ」で、新しい世界を創るFORVAL』という理念を掲げ、ESG経営を可視化し、伴走型で支援する企業ドクター集団の一員です。一方、Next IWATEは“地域と若者の未来をつなぐ”を使命に、地元企業の成長を支える伴走支援を行っています。この2社の連携がもたらす影響は大きいといえるでしょう。

業務提携の背景と目的


一関市においては、企業の事業承継や地域の若者の地元定着、経営改善が急務となっており、これを解決するためには、産官学金が一体となる協力体制が不可欠です。フォーバルとNext IWATEは、この背景を踏まえて業務提携を結びました。今後、地域内外からの支援を集約し、産業振興や人材循環を推進する新たな支援体制を構築していく計画です。

特に、次世代を担う「企業ドクター」の育成に注力し、若者たちが地域に根付くことを後押しします。これは地域企業の課題に対してデータに基づく政策提言や事業支援を展開し、地域経済の活性化に寄与する狙いがあります。

今後の取り組み


この業務提携にはいくつかの重要な取り組みが含まれています。まず、地域の高専生を中心に提供される「企業ドクターキャンプ」による人材育成です。参加学生は経営課題の抽出や分析を行い、その結果を基に改善提案をすることが求められます。このキャンプでは、Next IWATEの地域密着型の教育・支援ノウハウと、フォーバルの経営ノウハウを組み合わせて若手人材を育成します。

さらに中小企業向けの支援サービスの共同開発も進めます。これにより、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進や事業承継の支援が行われ、地域企業が抱えるさまざまな課題に対応しやすくなるでしょう。

また、地域共創モデルの構築にも力を入れます。教育機関や金融機関、自治体と連携し、包括的な地域支援体制を作り上げることで、地域課題を解決する力を高めていく予定です。

地元企業への期待


フォーバルの上席執行役員、齋藤勲氏はこの提携に期待を寄せ、「企業ドクター」として育成された人材が地域内での事業承継を促進し、さらには県外からの経済的な寄与も期待できるとコメントしています。一方、Next IWATEのCEO上野裕太郎氏は、実践型教育の展開を通じて、地域企業の現場で若者が課題解決に挑む仕組みを構築し、全国へ波及させるビジョンを持っています。

まとめ


フォーバルとNext IWATEがタッグを組むことで、一関市の地域経済はもちろんのこと、より広域な地域社会においても新しい可能性が切り開かれようとしています。地域の持続可能な成長を実現するためのこの新たな連携に、地域住民や企業もぜひ注目していきたいものです。


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