宝印刷が「テックタッチ」を導入
宝印刷株式会社(東京都豊島区)は、ディスクロージャー業務の効率化を目的に、デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を導入したことを発表しました。本導入により、宝印刷の企業向けサービス「WizLabo」における操作性が向上し、ユーザーが迷うことなく利用できる環境が整うことが期待されています。
背景
宝印刷は、企業向けに法定開示書類の作成を行う「WizLabo」を提供しています。このシステムは、業務の複雑さゆえに、ユーザーが操作に迷うことでミスを引き起こす可能性がありました。特に、有価証券報告書や招集通知など、高度な専門知識が求められる文書の作成では、正確性が重要です。現状、累計で1,800社を超える企業が「WizLabo」を使用しており、月に約3,000件の問い合わせが寄せられることから、ユーザーの利便性向上が大きな課題となっていました。
そこで、開発不要でUI/UXを改善できる「テックタッチ」の導入が決定されました。これにより、ユーザーがスムーズに操作できるようなガイダンスを提供することが実現します。
導入の決め手
「テックタッチ」を導入するにあたり、他社製品の検証も行われましたが、操作性に課題があることがわかりました。対して「テックタッチ」は、直感的な操作を可能にし、ユーザーからの問い合わせが多い項目に対してガイドを設置することができる点が評価されました。また、ノーコードでの操作ガイド表示ができる柔軟性が大きな魅力とされました。
さらに、アンケート機能の導入が可能となることで、業務の効率化が見込まれています。問い合わせフォームにおけるガイドの設置も行われる予定で、これにより顧客満足度向上が期待されています。
期待される効果
「テックタッチ」の導入により、ユーザーは自己解決できる環境が整うため、サポートデスクを利用せずに初期設定を完了させる割合が増加する見込みです。これによって、年間で約3.7万件に及ぶ問い合わせ対応の工数削減を目指します。また、開発工数を抑えた操作性の改善を通じて、セミナー情報の告知や申込み案内を行い、収益向上へと繋げていく考えです。
宝印刷の取り組み
宝印刷株式会社は、上場企業やIPOを予定している企業に向けて、70年以上にわたり情報開示やIR関連書類の制作を行ってきました。近年ではDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、開示業務のデジタル化や効率化を図る製品を開発しています。
最後に
宝印刷の野﨑社長によると、「テックタッチ」を通じて開発工数を削減しつつ、ユーザーに対して適切な情報をタイムリーに提供できるよう努めており、顧客満足度の向上を目指しています。これからも、テクノロジーを駆使しながら新たな価値提供に取り組んでいく姿勢が伺えます。
宝印刷株式会社やテックタッチの今後の展開に注目が集まります。