株式会社ロジテック、運送サービスを始動
2025年4月25日、株式会社ロジテックは国土交通省から一般貨物自動車運送事業の許可を正式に取得しました。この新たな挑戦により、同社は物流サービスの提供において、倉庫・人材派遣に続く運送の分野にも進出します。今回の取り組みは、関西エリアを起点とし、将来的には東海や関東エリアへの展開も計画されています。
新たな運送サービスの概要
ロジテックの運送サービスは、大阪・箕面を拠点に運行を行い、既存の物流マッチングプラットフォーム「ロジパレ」を利用することで、顧客企業の多様なニーズに応える柔軟な体制を整えています。すでに1,500社以上の物流関連企業と連携しているため、自社の保有車両に頼らず運送が可能です。
具体的には、大阪府箕面市の指定の倉庫を拠点に、4tウイング車1台、3tワイド車3台、バン1台を運用し、常温配送を中心にサービスを提供しています。
「サービスとしての物流(LaaS)」の実現
ロジテックは「物流の入口から出口までを一貫してサポートする」というコンセプトを持ち続けています。これにより、「サービスとしての物流(LaaS)」を実現し、顧客のビジネスニーズに柔軟かつスピーディーに対応していくことを目指しています。従来の「規模ありき」のアプローチから脱却し、顧客ごとに最適化された物流インフラの提供を目指します。
安全運転への取り組み
運送事業の開始にあたっては、安全運転が不可欠です。ロジテックでは「安全運転10か条」を策定し、ドライバーの安全意識の向上を図っています。1)駐車時は輪留めの使用、2)乗車時は時計回り、3)社内速度の遵守、4)徐行運転の義務、5)交差点での安全チェック、6)バック時の注意、7)平常心での運転、8)適切な服装、9)車両の整備、10)人命の尊重、これらの項目を徹底することで、安全で信頼性のある運送サービスを実現することを目指しています。
会社概要
株式会社ロジテックは、東京都港区を本社とし、倉庫サービス及び物流関連の人材マネジメントを提供する企業です。2021年の設立以降、キャムコムグループの一員として数々の社会課題に取り組んできました。今後も人材派遣や物流ソリューションを通じて、ビジネスの新たな可能性を切り拓いていく所存です。
これらの取り組みを通じて、地域社会との信頼関係を構築し、持続可能な物流システムの実現に向けて努力を続けるロジテックの挑戦に、目が離せません。