異色のピアニスト共演！角野隼斗とルイサダのリサイタル・シリーズ「VS」Vol.10

注目のリサイタル・シリーズ「VS」Vol.10

東京芸術劇場コンサートホールにて、リサイタル・シリーズ「VS」の記念すべきVol.10が2025年12月25日（水）に開催されます。このシリーズは、国際的に活躍する様々なピアニストを迎え、デュオ形式での演奏を通じて、異なる音楽スタイルのコラボレーションを楽しむイベントです。

これまでのシリーズについて

「VS」は、2021年に始まり、それ以来多くの観客を魅了してきました。これまでにも、ショパン国際ピアノコンクールでの入賞者による演奏など、さまざまな異色のコラボレーションが実現しています。ピアニストたちは、ただ音を楽しむだけでなく、互いに競い合い、共鳴しあうことで、素晴らしい音楽の空間を創り上げています。

Vol.10の特別共演

今回、特に注目されるのが、ピアニスト・角野隼斗と彼の師であるフランスの巨匠、ジャン＝マルク・ルイサダの共演です。二人が一緒に舞台に立つことは非常に珍しく、ファンからも高い期待が寄せられています。角野はその技術と表現力で多くの音楽ファンを魅了し、ルイサダはその独自の音楽センスで、国際的な舞台で活躍してきました。彼らがどのように異なる個性を活かしながら、共演するのか、その音楽がどのように交わるのか、まさに注目です。

プログラムの魅力

このコンサートでは、モーツァルトの名曲『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』から始まり、シューベルトの『ロザムンデ』、ラヴェルの『マ・メール・ロワ』など、さまざまなクラシック作品が取り上げられます。その中でも、フォーレやブラームスの曲も織り交ぜられ、特にブラームスのワルツなどは、祝祭感を演出するために選ばれています。期待されるプログラムは、クリスマスという特別な時間に刺激を与え、観客を異世界に誘うことでしょう。