ふるのば Meet
2025-07-25 12:01:46

自治体と企業の新しい出会いの場「ふるのば Meet」の開催レポート

「ふるのば Meet」開催レポート



2025年7月10日(木)、東京都千代田区の防災士研修センターにて、民間企業40団体と12の自治体が一堂に会するイベント「ふるのば Meet」が開催されました。このイベントは、自治体と企業のリアルな出会いと共創をテーマにしています。

背景:地域課題の複雑化と新たな対話の必要性


日本各地の地方自治体は、少子高齢化や地域経済の停滞、担い手不足など、さまざまな課題に直面しています。その一方で、これらの問題を解決しようとする民間企業の意欲も高まっています。しかし、自治体と企業の接点はまだ限られており、互いのニーズを的確に理解し合えるコミュニケーションの場が必要でした。

そこで、株式会社エージェントは「ふるのば」という公民共創型コミュニティを設立。「ふるのば」という名称には、地域を育てる場を提供するという思いが込められています。このイベントは、その理念を具体化した最初の試みとして位置づけられています。

イベントの概要


「ふるのば Meet」は、13時30分から17時30分までの間に様々なプログラムを展開しました。参加自治体は茨城県、栃木県、埼玉県などの12自治体、企業は40団体がそれぞれ参加しました。プログラムは以下のように構成されていました:
  • - オープニングトーク:株式会社エージェントの根上英氏による趣旨説明
  • - 自治体セミナー:宮崎市役所の取組についての講演
  • - クロスセッション:各市の「企業版ふるさと納税」に関する取り組みについてのディスカッション
  • - 自治体ブース形式の交流タイム:企業側が各自治体のブースを訪問し、直接対話を行う時間

イベント当日の様子


当日は多くの参加者が集まり、オープニングトークでは「ふるのば」の意義と今後の展望が紹介されました。その後のセミナーやクロスセッションでは、参加者間で活発な意見交換が行われました。

特に印象的だったのは、自治体職員がブースを構えて企業の方々と直接フェイス・トゥ・フェイスでの対話を行ったことで、参加者同士の距離が縮まり、実際に「次回のアポイントにつながった」「その場で具体的なプロジェクト案が生まれた」など、非常に良い結果が生まれました。

参加者の声


実施後のアンケートでは、8割以上の参加者が「満足」「非常に満足」と回答しました。参加者からは以下のような声が寄せられました。
  • - 「自治体から生の声を聞けたことが新鮮で、思っていた以上に熱量を感じた」
  • - 「気軽にざっくばらんに話せる雰囲気が良かった」
  • - 「企業版ふるさと納税について具体的に知りたかった」

また、自治体側も「一方的な営業感がなく、地域に合う提案を一緒に考えられたことが収穫」といった感想を持っていました。

主催者コメント


株式会社エージェントの事業責任者である前園史斗氏は、参加企業や自治体に向けた感謝の言葉を述べ、今後もこのような場を実現し、地域の可能性を一緒に広げていきたいと抱負を語りました。

今後の展開


「ふるのば」は、オフラインとオンラインの両方を活用し、更なる出会いと共創の機会を提供することを目指します。次回のイベントは2025年秋を予定しており、詳細は「ふるのば」の公式サイトでお知らせします。

「ふるのば」に参加することで、地域問題の解決に向けた具体的なアプローチが生まれることを期待しています。私たちとともに新しい未来を築くための対話を始めませんか?


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