ミスミの新拠点
2025-06-04 11:50:40

ミスミ、兵庫県川西市に新たな物流拠点を開設へ

株式会社ミスミグループ本社は、兵庫県川西市に新たな物流拠点として西日本流通センターの起工式を行いました。2025年6月2日のこの式典では、代表取締役社長の大野龍隆氏が参加し、今後の拠点展開の重要性が強調されました。

新しい西日本流通センターは、現行の三田市にあるセンターから移転し、2026年4月の運用開始を予定しています。新センターの延べ床面積は約4.5万平米で、現センターの7.5倍の規模を誇ります。これにより、物流業務の効率化が図られ、BCP(事業継続計画)の対応力も大幅に強化される見込みです。

新拠点には先進的な自動化設備が導入され、搬送ロボットや自社開発のデジタルピッキングカートを活用して、最大40万点の在庫を保持し、1日あたり10万行の出荷を可能とする体制が整えられます。この新しいシステムにより、緊急時にも安定した供給を維持できるのが特徴です。

大野社長は、「ミスミはサービス向上に努め、IA産業のお客様に対してグローバルな時間価値を提供し続けます」とコメントしました。この新拠点が地域経済への貢献にも寄与すると期待されています。

現在の流通センターは、兵庫県三田市に位置していますが、その稼働が終了した後、新たな川西市のセンターへと移行します。この新しい物流計画は、ミスミの事業戦略における重要な一歩を示しており、全国各地への配送効率も向上させることに繋がるでしょう。

ミスミは、2025年3月時点でのデータに基づき、全世界で32.3万社以上の企業に機械部品や工具・消耗品を供給しています。製造機能を持つメーカーとしての側面に加え、他社ブランドの製品を取り扱う商社の顔も持つユニークなビジネスモデルを展開し、顧客の利便性向上を実現しています。

今回は、全国的に展開する物流拠点の一環として注目される川西市のプロジェクトですが、同社は既存の物流拠点とも連携し、各地域での効率的な供給体制を強化していくことでしょう。さらに、川西市における新たな流通センターは、より速やかに顧客ニーズに応える形で、効率的なサービスの提供を実現することが期待されています。

事業の成長に伴う新たな拠点設立に、地域住民やビジネスパートナーからも高い注目が集まっています。今後、 ミスミの新しい物流拠点がどのように展開され、地域経済にどのように寄与していくのか、引き続き注目していきたいところです。


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