東串良町の魅力再発見
このたび、KKB鹿児島放送が主催する第23回KKBふるさとCM・動画大賞において、東串良町が栄えある町村会会長賞を獲得しました。この受賞は、地域外へのリーチを目指したCM制作の取組が高く評価された結果です。
受賞したふるさとCMとは?
東串良町が制作したCMは、同町が全国有数のピーマン産地であることをアピールする内容となっており、この食材の新しい可能性を発信しています。「食べられるのは東串良町だけ」というストーリーに基づいたこのCMは、AIアニメーションを駆使し、子どもたちにも直感的に理解できるよう工夫されており、世代を問わず関心を引く内容に仕上がりました。
地域と民間企業の協働の成功
このCMを制作するにあたり、地域活性化起業人として東串良町に関わる民間企業2社と協力しました。株式会社イーダのクリエイティブディレクター佐藤フミシゲ氏が中心となり、企画立案から映像監修までを担当。さらに、クリップ株式会社の川本健太氏が撮影や編集など全般を一手に担当しました。このように、地域と民間の力が結集したプロジェクトが実現したのです。
CMの参加型デザインと町のストーリー
CMには、町内の小学校で募集したピーマンキャラクターも登場。このキャラクターは町民が自分たちのCMとして受け取ることができるように工夫されていて、地域外の人々にとっても「行ってみたい」と思わせる魅力があります。
また、昨年のCMテーマである「#続きは現地で」を踏襲し、視聴者が実際に訪れることで物語が展開していくことを期待されています。このように、CM制作を通じて地域のブランド価値の向上を目指す東串良町の取り組みが注目されています。
未来に向けた展望
佐藤氏は、「このCMを通じて、東串良町がピーマン料理発祥の町として広く認知されることを望んでいます。将来的には、ピーマン創作料理のコンペティション『P-1グランプリ』が開催されることも夢見ています」と語っています。
川本氏は、町との意見交換を重ねつつ、地域の特性を活かしたイベントや交流の場を創出する計画を進めているとのことです。これにより、映像だけでなく、実際の体験を通じて東串良町の魅力が広がることが期待されます。
まとめ
KKBふるさとCM・動画大賞での受賞を契機に、より一層の地域ブランディング活動が活発化していくことでしょう。これからも東串良町の活動には注目が集まり、地域の魅力を伝え続けることが求められています。
番組名:KKBふるさとCM大賞 授賞式特別番組
放送日:2025年12月27日
放送局:KKB鹿児島放送