デジタルバンクとポイント経済圏の未来を語るセミナー
2025年7月8日(火)午後2時から4時まで、株式会社マリブジャパンの代表取締役であり、事業構想大学院大学特任教授の高橋克英氏が講師を務めるセミナーが開催されます。このセミナーのテーマは「デジタルバンクとポイント経済圏の最前線」。
近年、デジタルバンクの台頭とポイント経済圏の拡大が話題を集めています。特に、NTTドコモが住信SBIネット銀行を買収したことは、金融業界に大きな変革をもたらす出来事とされています。この買収により、ドコモは自前の銀行を持つこととなり、ソフトバンクのPayPayやKDDIのauブランドに対抗する姿勢を見せています。
セミナーでは、以下の内容に焦点をあてながら、デジタルバンクとポイント経済圏の最新動向について解説します。
1. NTTドコモによる「住信SBIネット銀行」買収の影響
- - 反転攻勢の開始: NTTドコモは住信SBIネット銀行の買収を通じて、金融サービス業界における競争の主導権を握ろうとしています。その結果、ドコモの経済圏がどのように拡大していくのか、注目されます。
- - NISAや預金、住宅ローンへの影響: ニーズが高まる資産運用への注目は高まています。NISAの利用拡大に伴い、ドコモが如何にトップクラスを目指すかが鍵を握ります。
- - シニア層や富裕層ビジネスの展開: 高齢化社会が進む中で、シニア層や富裕層を狙ったサービス展開が話題です。
- - ポイント経済圏の行方: 今後のポイント経済圏の発展についても触れ、BaaS(Banking as a Service)の観点からの考察も行います。
- - ドコモショップの役割: 顧客サービスの一環として、ドコモショップが果たす役割についても言及されます。
2. メガキャリアとメガバンクの対抗関係
- - ソフトバンクとKDDIの取り組み: NTTドコモに対抗できるのは、果たしてメガキャリアなのか。それぞれの戦略に迫ります。
- - 三井住友「Olive」とPayPayの連携: 新たな連携が生まれ、競争が激化しています。
- - みずほと楽天の連携: 楽天がどのようにみずほと協業し、成果を上げていくのかが期待されます。
- - 三菱UFJのデジタルバンク新設: 新しい形の銀行設立が業界に変化をもたらすかもしれません。
- - JR東日本や高島屋の取り組み: ネオバンクの強化が進む中、異業種からの視点も重要です。
3. 質疑応答セッション
受講者からの質問に、講師が直接応対することで、より深い理解を促進します。この機会を通じて、参加者が実践的な知識を獲得できることが期待されます。
今回のセミナーは、ライブ配信(Zoomウェビナー)と、アーカイブ配信(2週間利用可能)で実施されるため、参加が難しい方でも後から視聴可能です。
新社会システム総合研究所(SSK)は、法人向けビジネスセミナーを通じて、最先端の情報を提供しています。セミナーの詳細や申し込み方法は公式サイトをご覧ください。