2026年ECサイト表示速度ランキングが発表
デジタルビジネス支援を行う株式会社ギャプライズが、2026年1月の国内ネット通販事業者によるECサイト表示速度ランキングを発表しました。この調査は、通販新聞社が発表した第83回通販・通教売上高ランキングに基づき、月間トラフィックが10万以上の日本国内サイトを対象に行われました。調査はGoogleのChromeユーザーエクスペリエンスレポートの公式データを使用し、各サイトの表示速度、特にLCP(Largest Contentful Paint)を測定しました。
LCP(Largest Contentful Paint)とは
LCPは、ユーザーがウェブページを開いてから、主要コンテンツが表示されるまでの時間を測定する指標です。この数値が小さいほど、ユーザーにとって快適な体験が提供されることを意味します。Googleは、LCPの基準値として2.5秒以内が良好とされ、4秒を超えるとユーザー体験が低いと評価されています。今回の調査結果からも、LCPを改善することで、ユーザーの購入体験が向上することが明らかになりました。
調査結果の概要
今回の調査では、269サイトを分析しましたが、その中で73.3%にあたる198サイトがLCP2.5秒以内を達成しました。特に注目すべきは、トップ10のサイトがすべてLCP1.1秒以下を記録したことです。「ムラウチドットコム」、「あみあみオンラインショップ」、「ライフネットスーパー」などは1.0秒未満を達成し、表示速度の最適化に成功しています。
表示速度改善の動向
ランキングでは、上位23位までのサイトが1.2秒以内という驚異的な数字を示しています。ECサイトにおいて、2.5秒以内のスコアはもはや標準とされており、1秒前後というスピード競争が行われています。画像の軽量化、エッジコンピューティングの活用、ブラウザレンダリングの最適化など、技術の進化が影響を与えています。
Core Web Vitalsの新指標INP
新たに追加されたINP(Interaction to Next Paint)は、ユーザー操作に対する応答性を測定する指標です。トップ5にランクインしたサイトは、LCPの高速化と共に、高いINPスコアを保持しています。快適な購買体験を提供するためには、これらの指標を総合的に評価しながら改善策を考える必要があります。
まとめ
この調査結果から、ECサイトの表示速度の改善がもたらす利点が浮き彫りになりました。競争が激化する中で、企業は継続的な改善の必要性を強く認識しています。今後も業界のトレンドに注目しつつ、自社サイトのパフォーマンス向上に向けた取り組みを推進していくことが重要です。
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