令和7年、能登半島地震からの復興を目指し、日本スポーツ協会(JSPO)による「アクティブ・チャイルド・プログラム(JSPO-ACP)」が実施されます。これにより、地震で大きな影響を受けた地域の子どもたちが、楽しみながら体を動かす機会を提供されます。実施期間は2025年の9月11日から10月1日までの間、延べ10回のプログラムが設けられ、能登半島内の6市町にある保育所や幼稚園、小学校などで行われます。
このプログラムは、運動不足を解消し、身体を動かす楽しさを体験してもらうことを目的としています。特に、地震の影響で不安やストレスを抱える子どもたちが、思い切り遊び、元気を取り戻す一助となることでしょう。運動の実践を通じて、心身ともにリフレッシュできる楽しい時間が提供される予定です。
プログラムには、JSPOの「アクティブ・チャイルド・プログラム普及・啓発プロジェクト」の講師陣が参加し、専門的な知識を活かした運動遊びの実践が行われます。プログラムは、各回45分程度で、参加できる対象は地域の幼稚園や保育園、小学校に在籍する子どもたちです。今回は、過去の実施に続いての取り組みであり、2回目の開催となります。
主催は公益財団法人日本スポーツ協会で、特別協力には公益財団法人ライフスポーツ財団が名を連ねています。また、石川県教育委員会や石川県スポーツ協会の後援も受けており、地域全体での支援が期待されています。
「アクティブ・チャイルド・プログラム」は、運動を通して子どもたちの成長を支えることに特化したもので、子どもたちが安心して楽しく参加できるよう配慮されています。プログラムの内容については、公式ウェブサイトで詳細が確認でき、興味のある方は是非チェックしてみてください。
また、JSPOは1911年に設立されたスポーツ振興団体で、国内外のスポーツの発展や国民の健康増進に寄与する活動を続けています。国民スポーツ大会や地域スポーツクラブづくりを通じ、誰もが気軽にスポーツに参加できる環境を整えるための広範な事業を展開しています。
能登半島の地元の子どもたちが、このプログラムを通じて元気を取り戻し、心豊かな時間を過ごせることを願っています。地域の皆さんと共に進めるこの取り組みが、子どもたちの未来に明るい光をもたらすことは間違いありません。