インドネシアに新たな物流拠点、「Cella Cakra Logistik Warehouse」が竣工！

竣工したCella Cakra Logistik Warehouse

2025年6月、インドネシアジャカルタに新たな物流拠点である「Cella Cakra Logistik Warehouse」が竣工しました。このプロジェクトは市場のニーズに応えるための重要な一歩として位置付けられています。建設を進めたのは、株式会社シーアールイーの子会社であるCRE Asia Pte. Ltd.が出資するCella Management Pte. Ltd.です。

プロジェクトの背景

Cella Cakra Logistik Warehouseは、Cellaにとって初の2階建て倉庫となり、ジャカルタ市内東部のチャクン地区に立地しています。このエリアは事業用地が限られているため、地元企業にとって大変貴重な物流スペースを提供します。また、ジャカルタ外環道1号線から約0.5km、タンジュン・プリオク港まで約18kmという位置は、国際的な輸出入や地元企業との連携において非常に優れたアクセスを誇ります。これにより、物流の効率性と迅速なサプライチェーンの構築に寄与することでしょう。

施設詳細

物件概要

- 施設名: Cella Cakra Logistik Warehouse
- 敷地面積: 約89,000㎡（約26,900坪）
- 賃貸面積: 約101,000㎡（約30,600坪）
- 構造: 1階は鉄筋コンクリート造、2階は鉄骨造の地上2階建て
- 床荷重: 1階は4t/㎡、2階は3t/㎡
- 有効高: 1階は12m、2階は14m
- 竣工年月: 2025年6月

この新しい施設には複数のテナント企業との賃貸借契約も既に合意済みで、内定率は驚きの約98%を記録しています。これにより、Cellaの運営する倉庫は合計で6棟、総賃貸面積は234,200㎡に達しました。

Cellaのビジョン

Cellaは、インドネシアで物流インフラを成長させ、地域経済の発展に寄与することを目指しています。特に、物流不動産の開発や運営に注力し、テクノロジーやグローバルなトレンドを意識した施設作りを進めています。加えて、地域密着型のショッピングモールを展開するNWP Propertyとのパートナーシップを強化し、消費者インフラのプラットフォームを拡充しています。