行政機関向け生成AI「ChatSense」が実証実験パートナーを募集!
株式会社ナレッジセンスは、法人や行政向けにセキュアな環境を提供する生成AIサービス「ChatSense」を展開しています。この度、自治体や官公庁などの行政機関での実証実験パートナーを募集し、生成AIの実用化を推進することを発表しました。これにより、2024年11月に続く10期目の募集を開始します。
ChatSenseの特徴と魅力
「ChatSense」は、業務効率化を目的とした高セキュリティの生成AIサービスです。ハイブリッド型のAIとして、法人契約を通じて「ChatGPT」や「Claude」を使用することができます。特筆すべきは、10万文字までの対話が無料で試せることと、通常価格9.8万円(月額、税別)の「追加学習」オプションを初月無料で利用できる点です。これにより、予算がない場合でも「社内データの読み込み x 生成AI」の運用検証が可能になります。
行政機関におけるRAG技術の関心
特に、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術への関心が高まっています。RAGは生成AIに社内データを読み込ませ、業務の効率を向上させる手法です。しかし、行政機関が生成AIやRAGを導入するには、特別なサポートが必要とされています。これには、セキュリティの強化、見積もりの透明性、そして予算がない状況での無償検証が含まれます。
1. セキュリティの徹底
行政で生成AIを利用するには、IPアドレス制限やSSO認証、事前コミットメントのSLAが求められます。これにより、機密情報を扱う環境でも安心して活用できます。
2. 見積もりの透明性
行政機関では、各種書類の発行が求められることがあり、見積書や納品書を含む事務処理が複雑化します。これに対して、ナレッジセンスは透明性を重視したサポートを提供します。
3. 無償検証のサポート
特に予算取りの前時期には、生成AIの活用方法を事前に検証したいというニーズが高まります。これを受けて、ナレッジセンスでは実証実験パートナーに対し、特別対応を行うことで、事前に視察や実験を行う場を提供します。
追加学習機能の活用
ChatSenseの「追加学習」機能では、社内データを使って特定の業務に特化したAIを構築することが可能です。この機能を利用することで、自社のニーズに合ったAIを実現できます。また、アップロード可能なデータ形式も広範囲で、txtやcsv、pdfなど多様な形式に対応しています。
パートナーになるメリット
ChatSenseのパートナーになることで、通常のプランでは得られない特別なメリットが提供されます。たとえば、AI活用方法の模索に伴走するサポートや、広報活動支援を受けることができます。
また、採択された方々には、実証実験の事例を基にしたプレスリリースの共同作成が求められることがありますが、必須ではありません。
募集概要
募集の対象は日本国内の行政機関に属する団体で、最大5組織を先着順で募集します。応募締切は12月31日(火曜日)23時59分まで。興味のある方は、公式ウェブサイトから申込みできます。
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会社情報
ナレッジセンスは、企業や行政向けにDXを加速するためのソリューションを提供しており、「ChatSense」だけでなく、生成AIに関連する複数のサービスを展開しています。今後も生成AIを活用し、業務効率を向上させる取り組みを進めてまいります。
ナレッジセンスについて