能楽入門書
2025-10-17 11:26:42

初心者に贈る能楽入門書『はじめての能』が10月23日に登場

能楽の魅力をみんなで感じよう!



能楽の世界を引き込む入門書『はじめての能』が、2025年10月23日に発売されます。株式会社世界文化社が手掛けたこの一冊は、能楽を初めて体験する方々にとっての最適なガイドです。詳細なあらすじとオールカラーで彩られた美しい舞台写真を通じて、初心者にもわかりやすく能楽の魅力を伝えます。

案内役は名作50演目!


本書では、まず観劇を楽しむためには、演目の背景やストーリーを知ることが大切だと強調されています。名作50演目は、「男」「女」「鬼・怨霊」の三つの章に分けて紹介されています。この構成により、各演目に込められた思いや感情、そして舞や謡に見られる深い意味までを理解することができます。

例えば、時代を超えて上演される名作である『翁』『道成寺』『隅田川』『紅葉狩』などが取り上げられており、これらの作品を知ることで静寂な動きの中にも息づくドラマを感じることができるでしょう。特に、演者が自ら語る部分も収録されているため、観る前の期待感が高まります。

オールカラー写真で臨場感を


能の魅力はその静謐な動きの中に秘められた「静の美」にあります。本書では、現代の名演者たちによる舞台写真がオールカラーで掲載されており、華やかさを求める方では物足りないかもしれませんが、確かな美しさがあります。特に、間近で目にすることができない舞台の細部や陰影を、鮮やかに捉えた写真が随所に見られ、ページをめくるたびに幽玄の世界が立ち上がります。観劇の予習としても、また観た後の余韻を深めるのにも最適な一冊です。

観能デビューをサポート


初心者にとって最初の一歩を踏み出すのはいつも緊張するものですが、本書では能舞台の構造や演者の役割、鑑賞の作法までをわかりやすく説明しています。知識がない状態で能を観ることに不安を感じる方でも、安心して楽しむことができるでしょう。古典文学や日本の文化と精神性を現代の視点で再解釈して紹介されているこの本は、観能デビューにぴったりです。

書名と著者に注目


『はじめての能』は、2015年に発売された『新版 あらすじで読む名作能50選』の内容を再編集したものです。監修には、著名な免疫学者であり、能にも造詣が深い多田富雄氏が名を連ねており、彼の広範な知識と経験がこの本に息吹を与えています。写真は、古典芸能の舞台を数多く撮影してきた森田拾史郎氏によって撮影され、演者たちの息を感じるような作品が収められています。

詳細情報


  • - 発売日: 2025年10月23日(木)
  • - 定価: 2,200円(税込)
  • - サイズ: A5判 / 128ページ
  • - 発行者: 株式会社世界文化社

興味のある方は、ぜひAmazonなどで事前にチェックして、この美しい日本の伝統芸能を体験してみてはいかがでしょうか。新たな文化との出会いがあなたを待っています。


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