ハートアクションチャリティーキャンペーンの成功
2023年に実施された「#ハートアクション」チャリティーキャンペーンが、過去最高の投稿数を記録しました。今年の参加者は41,217人に達し、これは昨年の8,600件を超える数です。このキャンペーンは、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)が毎年9月5日の「国際チャリティー・デー」に合わせて行っています。
SNSでのシンプルな参加方法は、ハートの画像や動画を投稿するだけです。その際に「#ハートアクション」というハッシュタグを付けることで、途上国にワクチンを届ける事ができます。全ての投稿に対し、協賛企業8社が協力し、同数のワクチンが支援国であるミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの子どもたちに届けられます。
## 支援の輪が広がるメッセージ
キャンペーンには多くの心温まるメッセージが寄せられました。参加者たちは次々と子どもたちの笑顔を願う言葉を残し、「1人でも多くの子どもたちが笑顔で過ごせることを願っています」、「この支援で少しでも親子がつらい思いをすることが減ってほしい」などの思いを表現しました。これらのメッセージは、ワクチンとともに現地に届けられる予定で、視察の際には現地で披露されることになっています。
## 感染症の現実とワクチンの重要性
途上国ではポリオや結核、百日咳などの感染症が子どもたちの命を脅かしています。毎日約4,000人もの子どもが予防可能な病気で命を落としています。日本のJCVは、これらの子どもたちにワクチンを届ける活動を行っており、これまで1億3,377万3,465人にワクチンを寄付してきました。
JCVの活動は、UNICEFや各国の保健省との連携によって進められています。ワクチンの価格は非常に安価で、1人分20円から280円の範囲で提供できます。
2024年の支援計画
2024年には、ミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの4か国に対し、約1億2,348万9,371円分のワクチンが届けられる予定です。これにより、多くの子どもたちの健康と未来が守られるでしょう。
JCV団体概要
「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」は、1994年に設立され、現在も活動を続けています。ビジョンは、途上国の子どもたちにワクチンを届け、彼らの生命を守ることです。今後もSNSを通じた参加を促し、より多くの支援の手が差し伸べられることを願っています。
私たち一人ひとりが簡単に参加できるこのキャンペーンに、ぜひ多くの方が賛同してくれることを願っています。あなたの投稿が、遠く離れた子どもたちの未来を変えるかもしれません。