共栄大学と地元企業の連携で春日部の魅力を探求する特別講義開催

春日部の地域活性化！特別講義が開催されました

埼玉県春日部市の共栄大学で、学生と地域企業が連携し、地域活性化に向けた特別講義が行われました。この講義は、株式会社Doooxの支援を受け、地域に根ざした実践的な教育を受けることを目的として実施されました。

講義の背景

春日部市は都心へのアクセスが便利で自然環境も豊かですが、地域経済の活性化や次世代の育成といった課題にも直面しています。そこで、共栄大学と地元企業、Doooxの三者が手を組み、学生たちに地域の課題を理解してもらい、自らの「やりたいこと」を実際に行動に移すきっかけを提供しました。

当日の様子

特別講義には、国際経営学部の伊藤准教授のゼミ生を中心に、約100名の学生が参加しました。会場では、Doooxの浅香豪氏が「行動で世の中を変えていく」というテーマで、同社の取り組みについて説明しました。その後、三州製菓株式会社の斉之平一隆代表理事が、地域課題への関与と実績を紹介しました。

斉之平氏は、自身の経験をもとに「地域に根差す企業が重要である」と語り、具体的な取り組みとして「お茶サウナ」や「クラフトビアガーデン」、観光コンテンツ「クレヨンしんちゃん春日部なぞたび」を挙げました。これらのプロジェクトは地域の魅力を新たに発掘して発信する試みです。

学生たちの反応

学生たちは、魅力的な講義内容に真剣に耳を傾け、数々のメモを取る姿が見受けられました。質疑応答の時間では、参加者からは「地域全体を巻き込んだ企画に驚いた」「キャリアに役立つ意見が多かった」といった感想が続出。特に、斉之平氏が語った「自分が感じたことを素直に受け止めて、行動してほしい」という言葉が、学生たちの心に響いたようです。