株式会社ロケット、株式会社Linqroを完全子会社化
東京都港区に本社を構える株式会社ロケットは、2026年8月1日付で、クリエイティブ制作を手がける株式会社Linqroの全株式を取得し、完全子会社化を果たしました。ロケットは「ココロを、ヒトを、セカイを躍らせる。」というビジョンを掲げ、企画・プロデュースやリテールメディア事業に注力しています。一方で、リンクロは女性向け商材の広告制作に特化し、その高いデザイン力が評価されています。
グループ化の背景と目的
ロケットは、2030年を目指した中期経営計画「CI-30」において「Connecting Innovation」を掲げており、デジタル広告市場の動向に対応できる体制を整えるべく、独自のアルゴリズムとリテールメディアネットワークの拡張にも力を注いでいます。リンクロは、創業以来の経験をもとに消費者の感情に寄り添った広告制作力を多くのブランドに提供してきました。
今回の子会社化は、両社の強力な融合を目指すものであり、ロケットが開発してきたテクノロジーやノウハウと、リンクロの持つ感性豊かなデザイン力を結集することによって、従来の広告やマーケティングの常識を覆す、新しい体験を創造する狙いがあります。これらのシナジーを通じて、データと技術の力を駆使した情緒的な体験を提供し、競争力を高めることを目指しています。
今後の展開と新しいサービス
両社の協力によって、リンクロが得意とする化粧品や女性向け商材だけでなく、ジェンダーレス商品や日用品、さらにはリテールメディア全般にわたる幅広いターゲットを設定し、新たなサービスの展開を計画しています。ロケットの営業部門とリンクロのクリエイティブチームが統合されることで、より消費者の心を捉えるクリエイティブ提案が可能になると言われています。2027年には、統合モデルに基づいた新たなクリエイティブ・マーケティングサービスを正式に展開する予定です。
両社代表のコメント
ロケットの代表、林潤一氏は、AI技術が進化する中で『人の心を動かす情緒的な価値』が差別化の鍵になると強調。リンクロのクリエイティブ力が保持する細やかなアプローチと、ロケットのデータ活用が相まって新たな価値を提供する意義を語りました。
一方、リンクロの長井教恵氏は、自社が大切にしてきたデザインとブランド構築の経験が、ロケットグループの一員になったことでさらに強化されると語り、今後の共同成長に期待を寄せていました。
会社概要
本社:東京都港区東麻布1-4-2
設立:2015年12月14日
事業内容:企画・プロデュース、マーケティング支援、リテールメディア運営など
コーポレートサイト
本社:東京都中央区銀座三丁目11番3号
設立:2010年4月28日
事業内容:広告、宣伝及びデザインの企画・制作等
コーポレートサイト
この二大会社の連携は、今後の広告業界にどのような革新をもたらすのか、そして消費者にどのような新しい体験を提供するのか、目が離せません。