大阪・関西万博に登場する「GF RAMEN LAB」
2025年に開催される大阪・関西万博で出店するグルテンフリーラーメン専門店「GF RAMEN LAB大阪・関西万博店」。その店長には、東京・亀戸で「しののめヌードル」を経営する梅崎梨夏氏が就任することが決まりました。万博開催中は「しののめヌードル」を一時休業し、全力で新店舗に注力することになります。
梅崎梨夏氏の経歴とラーメンへの思い
梅崎氏は、2020年10月からグルテンフリーラーメンの共同開発に参加し、「Tsurumen Tokyo」の店長としてもその技術を磨いてきました。彼女は、ボストンにいる大西益央氏の指導を受けながら、麺にぴったりなスープの開発にも従事し、このプロジェクトでの重要な役割を担ってきた功労者です。
独立後、2022年に「しののめヌードル」を開業する際にも、古語「東雲」に由来した店名を選び、ラーメンを通じてお客さまに新たな気持ちを提供したいという思いを持っていました。その哲学は、同店のラーメンの味にも反映されています。
健康を意識した新たな選択肢
梅崎氏は、ラーメンが生み出す人とのつながりと、店の雰囲気に魅了され、飲食の道に進みました。彼女は、ラーメンに対して健康志向の栄養価の高い選択肢を提供する重要性を強く感じています。特に、グルテンフリーのラーメンは、小麦アレルギーや健康志向の人々に向けて体に優しい選択肢を提供できるのです。
「1週間のうちの1食をグルテンフリーラーメンに置き換えることで、健康を維持できる」と彼女は願っています。
GF RAMEN LABの誕生
「GF RAMEN LAB」は、日本の食文化を大切にしつつ、グルテンフリーラーメンを広めるために設立されました。これまでのグルテンフリーラーメン開発の経緯を経て、国内外の人々に美味しく健康的なラーメンを楽しんでもらえるように、様々な取り組みを続けています。
例えば、完全無添加のスープや、米粉を100%使用した麺など、こだわりの材料を使用しています。これにより、食の安全に気をつける現代人のニーズに応えるだけでなく、小麦粉が主流のラーメンに代わる新たな存在へと進化しているのです。
万博での挑戦と今後の展望
大阪・関西万博での出店は、梅崎氏にとって新たな挑戦となります。万博では、訪れる人々にグルテンフリーラーメンの魅力を伝え、より多くの方々にその価値を体験してもらうことを目指しています。彼女は「この機会を通じて、お客様に美味しく健康的なラーメンを広めたい」とコメントしており、世界にその価値を広げることを強く願っています。
まとめ
東京での成功を経て、大阪に飛び樽を引く梅崎梨夏氏が率いるGF RAMEN LABは、万博に向けて新しいステージに突入しました。彼女のラーメンへの情熱と、人と人とのつながりを大切にしたいという願いが、新たな客層を引き寄せること間違いありません。美しくて美味しいグルテンフリーラーメンの普及に期待が寄せられます。