IVS2025登壇レポート
2025-07-03 18:04:30

経済安全保障とサイバーセキュリティの重要性を再確認する場「IVS2025」に登壇

経済安全保障とサイバーセキュリティの最前線



2025年7月3日、京都にて開催された日本最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2025 Kyoto」で、株式会社スライスチーズの代表取締役、岩城拓海氏が登壇しました。このセッションは、経済安全保障とサイバーセキュリティに対する新たな視点を提供する場となりました。

政府の経済安全保障政策を背景に


ジャパンの政府が経済安全保障政策を強化する中、サプライチェーン全体のサイバー対策は急務となっています。近年は取引先や発注先から発生するセキュリティインシデントが38%に達しており、企業は新たなリスクに直面しています。これを受けて、スライスチーズは自社のセキュリティフレームワーク自動診断ツール「SecureKernel」を展開し、企業がリスク評価を低コストで行えるよう支援しています。

セッションの目玉


当日のセッションでは、経済安全保障の課題とデュアルユーススタートアップとしてのスライスチーズの役割が議論されました。岩城氏は、以下のポイントを強調しました:

  • - 国際調達と防衛へのセキュリティコストの最適化
国際調達や防衛向けの連携では、NISTやISOの規格遵守が欠かせません。「SecureKernel」を利用することで、デュアルユーススタートアップの普及とセキュリティの強化が期待されています。

  • - サプライチェーン評価の自動化
経済産業省が進める「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」にも対応可能なサービスを新設。スライスチーズは「SecureKernel」をリスク評価の統合管理に活用し、国内のサプライチェーンセキュリティの向上を図ります。

無料リスク評価の実施


スライスチーズでは、企業向けに無料でセキュリティリスク評価を実施しています。このキャンペーンは期間限定で、1時間で貴社のリスク状況を確認する機会を提供します。

1. 無料評価申し込み
2. オンラインヒアリング(約50分)
3. 簡易レポートの作成(約10分)

技術的な質問が生じる可能性があるため、システムに詳しい担当者の同席を推奨しています。

SecureKernelの特長


「SecureKernel」は、企業とその取引先のセキュリティ評価を自動化するツールです。このツールは、サプライチェーン全体のリスクを一元的に可視化できる点が特徴です。API連携やエージェントレス設計により、現行システムに影響を与えることなくNIST CSFやCIS Controlsに基づいた評価が行えます。また、ユーザー向けに対策テンプレートやガイドラインが提供され、セキュリティ人材が不足する企業でも手軽に対策を進めることが可能になります。

会社概要


株式会社スライスチーズは、あらゆる組織が適正なコストでセキュリティ対策を実現することを目指しています。

  • - 設立日:2024年6月
  • - 所在地:東京都港区南青山3-1-36 青山丸竹ビル6F
  • - 事業内容:セキュリティSaaS、コンサルティング、VIPモバイルデバイスセキュリティ
  • - URLスライスチーズ公式サイト

今後も積極的にセキュリティ評価の自動化技術を推進し、高度な対策を必要とする社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: SecureKernel IVS2025 スライスチーズ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。