海外スタートアップデータが日本にやってくる!『STARTUP DB』の新機能とは
フォースタートアップス株式会社が、オランダに本拠を置くグローバルなスタートアップ情報データベース『Dealroom.co B.V.』(以下、Dealroom)と提携したことを発表しました。このパートナーシップにより、フォースタートアップスが運営する国内最大級の情報プラットフォーム『STARTUP DB』に新たに海外スタートアップのデータが加わることになります。2025年内にはこの新機能の提供が開始され、業界に大きな影響を与えることが期待されています。
パートナーシップの背景
フォースタートアップスは、成長産業を支援する事業を推進し、国内外のスタートアップや投資家に情報を提供することを目的としています。Dealroomとの提携により、同社の持つ約300万社の企業データの中から最大100万社に及ぶアメリカのスタートアップや投資家情報が『STARTUP DB』に追加されることになります。これにより、ユーザーは日本と海外の類似企業の情報を簡単に比較し、ビジネスの判断がしやすくなるのです。
新機能の詳細
この新機能は、特に日本企業の海外進出や、外国のスタートアップとの協業を考える企業にとって非常に価値のある情報源となります。「日本と海外のスタートアップの類似性や差異の把握」「海外における成長性や評価額を基にした投資判断」「協業候補企業の妥当性や競合状況の検証」といったニーズに応えることができ、企業の意思決定を支援します。さらに、SUPER STARTUP DB ENTERPRISEの契約企業向けには、以下のような機能が順次提供される予定です:
- - 海外スタートアップの詳細情報の閲覧
- - 海外スタートアップの検索機能
- - 海外スタートアップデータのダウンロード機能(2026年リリース予定)
- - 日本と海外の類似スタートアップ比較機能(2026年リリース予定)
- - 海外投資家企業の検索機能及び詳細情報の閲覧(2026年リリース予定)
このような機能を通じて、英語での情報収集や比較検証の負担から解放され、効率的に海外市場を対策できるようになります。
フォースタートアップスの思い
フォースタートアップスの代表取締役社長、志水雄一郎氏は「私たちは創業以来、スタートアップ企業を支援するために尽力してきました。今回のDealroomとの提携は、そのビジョンの実現に向けた重要なステップです。この新機能が、エコシステム全体にグローバルな視点を提供し、成果をもたらすと確信しています」と述べています。彼の言葉からは、日本のスタートアップ界におけるイノベーションの加速に対する強い期待が感じられます。
Dealroomについて
Dealroomは、2013年にアムステルダムで設立された企業で、スタートアップやテクノロジーエコシステムに関するデータとインテリジェンスを提供しています。彼らの使命は、データを通じて起業とイノベーションを加速することです。そして、今回の提携によって、より多くの日本企業が国際的なスタートアップ情報にアクセスすることが可能になり、国を超えた連携が促進されることを期待しています。
まとめ
『STARTUP DB』への海外スタートアップデータの追加は、国内企業にとっては新たなチャンスをもたらします。これにより、世界中のスタートアップとの情報交換が容易になり、より競争力のあるビジネス展開が可能になります。フォースタートアップスとDealroomが提供する新機能の免許が、今後のスタートアップエコシステムにどのような変化をもたらすのか、すごく楽しみです。これから企業や投資家がこの新しいサービスをどのように利用していくのか、注目していきたいと思います。