鈴与シンワートと日本ライフレイ、デジタル変革の新たな一歩
東京に本社を置く鈴与シンワート株式会社は、デジタルエクスペリエンスプラットフォームのグローバルリーダーである日本ライフレイ株式会社と戦略的パートナーシップを締結しました。この契約は2025年10月3日に発効し、企業のデジタル変革を加速させることを目的としています。
デジタルエクスペリエンスの重要性
昨今、企業のWebシステムに対するニーズは大きく変化しています。従来のWebサイト構築から、顧客体験(CX)や業務システムとの統合的なサービス提供への移行が進んでいます。クラウドサービスの普及も影響し、認証や権限管理、監査ログといったセキュリティ要件も厳格化されているのが現状です。
このような状況の中、鈴与シンワートと日本ライフレイの協力により、両社が持つ強みを活かしたソリューション提供が可能になります。鈴与シンワートが蓄積したWebシステム開発の専門知識と、日本ライフレイのデジタルエクスペリエンスプラットフォーム「Liferay DXP」を組み合わせることで、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を効果的に支援することを目指します。
パートナーシップの利点
鈴与シンワートは、数十万ページに及ぶポータルサイトの構築や、数万ユーザに対応した商品情報検索サイトなど、企業の基幹システムやWebポータルの構築において豊富な実績を有しています。一方、日本ライフレイは、70以上の標準機能を備えた「Liferay DXP」を展開し、40カ国以上で1400件以上の導入実績を誇ります。この両者の強みが融合することで、業務適合性や拡張性、柔軟性を兼ね備えた次世代のポータルソリューションを提供することができます。
提供されるサービスの内容
このパートナーシップにより、企業は以下のような様々なサービスやソリューションを受けられるようになります:
- - 統合ポータル構築:顧客ポータルやパートナーポータル、社内ポータルを単一プラットフォームで構築することが可能です。
- - 大規模ユーザ管理:数十万ユーザ規模の複雑な権限管理にもしっかりと対応し、運用をスムーズにします。
- - システム統合:ERP、CRM、SFAなどの既存業務システムとの連携もシームレスに実現します。
サービスの対象業種
提供されるサービスは多岐にわたり、製造業におけるサプライチェーンや代理店とのポータル統合、金融・保険業向けの顧客ポータル、官公庁における情報共有目的のポータルなど、業種を問わず幅広く対応しています。特に大規模な組織において、ポータルニーズがある機関全般に向けたソリューションが提供されます。
まとめ
鈴与シンワートと日本ライフレイの連携により、デジタルエクスペリエンスの向上が期待されます。両社の経験と技術を融合させることで、企業のデジタル変革が加速し、新たな価値創出につながることは間違いありません。今後の展開に目が離せません。
詳しい情報は、鈴与シンワートの公式ウェブサイト(
鈴与シンワート)や日本ライフレイの公式ウェブサイト(
日本ライフレイ)をご覧ください。