今年11月26日、東京都渋谷区に拠点を置く新たな音楽出版社・株式会社Virgoが運営する「DICT Music DAO Classics」から、ピアニスト菊池広輔のデビューシングル『Luir Rhueven』(ルイルレーヴェン)の配信が開始されます。本作は、作曲家・石塚玲依による新曲であり、世界初録音となる重要なリリースです。
菊池広輔は数々の音楽コンクールで名誉ある受賞歴を持つ実力派ピアニストであり、今回の楽曲は彼にとって初めての録音作品となります。凄まじい技巧と表現力で知られる菊池は、この新曲を通じてその音楽的才能をさらに広げることでしょう。
作品名の『Luir Rhueven』は、音楽への新たな挑戦を意味し、特に複雑な技術が求められる演奏が特徴です。作曲を手掛けた石塚玲依は、TVアニメ音楽をはじめ多岐にわたる作品で知られる実力派であり、彼の音楽はフランス近代音楽からの影響を色濃く反映しています。この曲は、高度な演奏技術を要するため、演奏者には相当な挑戦が求められることでしょう。
特に注目すべきは、11月18日に行われる東京音楽大学TCMホールでの「DICT Music DAO Classics 創設記念演奏会」です。このイベントでは、『Luir Rhueven』が初演され、共に新たに生み出された楽曲も実演されます。コンサートでは、参加者が直接作曲者や演奏者と触れ合いながら、音楽の新たな文化を体験する貴重な機会となります。一般チケットは¥3,000、学生用は¥2,000(当日券は各500円増)で発売中なので、興味のある方は早めにチケットを確保することをお勧めします。
アートワークは、石塚の音楽作品のビジュアルデザインも手掛けるイラストレーター・熊谷ゆ〜ほが担当。このクリエイティブなコラボレーションは、アートの分野においても期待されています。
年々進化を遂げるクラシック音楽の世界で、菊池広輔と石塚玲依が織りなす新しい音楽の形を皆様も体験してみてはいかがでしょうか?音楽の力で、心を揺さぶる感動的な瞬間に出会えること間違いありません。
なお、リリース当日から『Luir Rhueven』はApple MusicやSpotifyなど各音楽配信サービスでも利用可能になります。躍動感溢れる音楽性と、静かな洗練を併せ持つこの作品を、ぜひ多くの方々に聴いていただきたいと思います。新たなクラシック音楽文化の一端に、ぜひ参加してみてください。