クオリィ株式会社、マイクロサージャリー支援ロボットの革新に挑む
クオリィ株式会社が、シリーズAラウンドにおいて18億円という大規模な資金調達を達成しました。この資金は、マイクロサージャリーの分野における外科手術を進化させるための革新的なロボット技術の社会実装に向けて活用される予定です。主要なリードインベスターには、株式会社ファストトラックイニシアティブ(FTI)やMedVenture Partners株式会社(MPI)が名を連ねており、さらにソニーグループや株式会社日本政策投資銀行(DBJ)を含む計4社が引受先となっています。
マイクロサージャリーは、顕微鏡を使用し細い血管や神経などの微細組織を扱う高度な外科手術手法です。その特性上、非常に高い技能と豊富な経験が求められるため、この技術を持つ医師は限られています。このような背景から、全国の医療現場でのマイクロサージャリー技術の普及は急務とされています。クオリィは、この課題を解決するため、ロボティクスを中心とした技術を駆使して、医療現場での支援を行うことを目指しています。
目指す未来の医療システム
クオリィのミッションは、「テクノロジーと医学の英知を結集し、人の生命・QOLに革新を」という理念のもと、医療の現場における革新を図ることです。特に、マイクロサージャリー支援ロボットの開発に向けた技術を強化し、商用展開を進める方針です。また、今後はソニーグループの医療ロボット分野で蓄積された技術を生かし、臨床現場で実用的な精密で安全なマイクロサージャリー支援ロボットの開発を加速させていく予定です。
社会的意義
医療は人命救助だけでなく、QOL(Quality of Life)の維持・向上にも寄与します。外科的手術がもたらす効果は多大であり、その中でもマイクロサージャリーは特に重要な役割を果たします。微細な組織を扱うため、手術の成功が患者の生活の質に直結すると言っても過言ではありません。そのため、技術の進歩が求められています。クオリィの取り組みは、医療の質の向上に寄与し、さらには持続可能な医療システムの実現への大きな一歩となるでしょう。
企業概要
クオリィ株式会社は、2025年10月1日に設立され、東京都品川区に本社を置いています。代表は黒田容平氏で、資本金は909百万円です。主な事業内容はマイクロサージャリー支援ロボットを中心とした製品の開発・製造・販売・サポートです。公式サイトには、クオリィの最新情報やサービスの詳細が掲載されています。
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このように、クオリィ株式会社の新たなステージに期待が寄せられており、今後の展開が楽しみです。医療の現場に革新をもたらすその技術に、国内外から注目が集まることは間違いありません。