福井県初のプロバスケットボールチーム、福井ブローウィンズとCCCMKホールディングスの提携
福井のプロバスケットボールチーム「福井ブローウィンズ」が、食品スーパーマーケット大手「ヤスサキ」、およびデータベースマーケティングを手がけるCCCMKホールディングスと連携し、地域ファンの拡大を目指す取り組みを始めました。この協業の狙いは、福井全域でのバスケットボールの振興のみならず、地域経済の活性化につながることです。またこの動きは、地方創生の一環としても大きな期待を集めています。
協業の内容
福井ブローウィンズは、2023年からヤスサキとの間にパートナーシップ契約を結び、社会貢献活動「FOOD DRIVE PROJECT」にも取り組んでいます。このプロジェクトでは、余った食品を寄付することを通じて地域の社会的な問題解決にも寄与しています。
また、CCCMKホールディングスとともに、ホームゲームに訪れた観客に対してVポイントを進呈する「CHECK-IN」キャンペーンも実施。これにより、ファンがリアルにチームを応援する機会を提供し、楽しさの増幅を狙います。さらに、参加企業と連携したVポイントキャンペーンの拡充も予定されており、地域のお店でもポイントが貯められる仕組みが進むでしょう。
Vポイントを活用した新プロジェクト
2025年2月には、新たなサービス「Vキセカエ」がスタートします。このサービスでは、福井ブローウィンズ仕様のデザインをモバイルVカードに施すことができ、ファンの心をくすぐるオリジナル商品の展開に定評があります。このデザインは全3種類が648円で販売される予定で、自分だけのカスタマイズが楽しめます。
また、同月には、蓄積したVポイントを使って限定オリジナル商品と交換ができる施策も開始。これにより、毎試合新たな商品が追加される予定で、ポイントを使った楽しみ方が広がります。
対象商品は数量限定のため、ファンからの注目が集まること必至です。たとえば、800ポイントで手に入るメガネケースは昨シーズンの飾り幕を使ったアップサイクルのプロダクト。ポイントとともに楽しみが増えるラインナップです。
地域活性化に向けて
今回の提携は単なるスポーツチームの支援にとどまらず、地域全体の経済を循環させる活動でもあります。CCCMKホールディングスの持つデータベースを駆使し、確実にファン層を拡大していく方針の元、福井ブローウィンズは今後も地域への情報発信を続ける予定です。これにより、福井の魅力を全国に伝え、さらには地方創生のモデルケースとなることが期待されています。
福井ブローウィンズの取り組みは、多様な視点を持つ企業とのコラボレーションを通じ、地域の人々への貢献を重視しています。これまでにない運動を創造し、スポーツを通じて地域社会を魅力的にする施策を展開していくというビジョンの実現へ向けた第一歩が形成されているのです。
福井の地に新たな風を巻き起こすこのプロジェクト、今後の発展に要注目です。