「倭建命」連続独演会の開催が決定!
日本の古代の物語をテーマにした講談「倭建命(ヤマトタケルノミコト)」の連続独演会が、講談師・宝井琴鶴のオリジナル作品として10年ぶりに再演されます。この連続読みのイベントは、2024年2月8日から10月12日までの期間にわたり、東京都中野区のなかの芸能小劇場で全5回行われます。
開催スケジュールとチケット情報
イベントは次のスケジュールで進行します。
- - 初回: 2月8日(土)
- - 第2回: 4月5日(土)
- - 第3回: 6月22日(日)
- - 第4回: 8月2日(土)
- - 最終回: 10月12日(日)
各回の開場は12:15、開演は12:30です。
チケットは1月27日(月)19:00より、カンフェティにて発売開始されます。全席自由席で価格は3,000円(税込)です。なお、5回連続参加の方には特別プレゼントが用意されています。
物語の背景と魅力
「倭建命」は、日本の古典文学である古事記や日本書紀に基づく物語で、日本の始まりを象徴する存在として語られています。主に、古代の英雄であるヤマトタケルの冒険や戦い、そして彼の成長を描いており、その中には人間と自然、支配する者と支配される者の関係についての深いメッセージが込められています。
宝井琴鶴は、かつてこの物語を執筆する際、実際にヤマトタケルが歩いたとされる地を巡り、その土地が抱える物語や人々の歴史に触れました。彼は「物語はフィクションとノンフィクションの境界を超えたものであり、虚構の中にこそ真実が隠れていることも多い」と語り、自身の創作に込めた思いを振り返ります。
大切な作品群としての「倭建命」
琴鶴は、長い年月を経て改めてこの作品を語る意義について話します。「10年前はエネルギーだけで物語を発表しましたが、今回の独演会ではより多くの経験を反映させた、丁寧に仕上げた作品をお届けしたい」と語る彼の言葉には、自信と情熱が溢れています。
初回の公演では、ヤマトタケルの幼少期から始まり、数々のドラマチックなエピソードが展開されます。観客は、彼の成長と冒険の旅を通じて、日本の物語の原点を体験することができるでしょう。
若い世代から年配の方まで、多くの人々が楽しめる内容となっていますので、この貴重な機会をお見逃しなく。
まとめ
講談を通して、古代の日本の歴史や文化に触れることのできるこの独演会は、参加者にとって特別な体験になることでしょう。ぜひ、宝井琴鶴の「倭建命」を堪能し、心に残るひとときをお過ごしください。