長田真作の新作絵本『影のような者たち』がついに登場!
2025年12月18日、長田真作の「影のような者たち」が出版される。本書は見たことがないような420ページの大作で、ページをめくる手が止まらない新感覚の絵本だ。内容は、過去と未来の境界が曖昧な世界を舞台に、四つの影のような存在と謎の円を追う人間たち、そしてそれらの存在を俯瞰する怪物たちが入り交じるパラレルワールドを描いている。ブラックファンタジーの要素が色濃く、まるで映画を観たかのような読後感を持つという。
絵本の魅力
本書はただの絵本ではない。物語の進行とともに次々と変わる場面が、読者を異次元の旅へと誘う。384ページ目に到達する頃には、その世界に引き込まれており、最後のページまで目が離せなくなることだろう。このような新鮮な読書体験は、従来の絵本の枠を超えており、まさに「超」長編絵本の名に恥じない内容だ。絵と文を手掛けた長田真作がこの作品に込めた思いは、絵本という形式を通じて表現されている。
作家のプロフィール
長田真作は1989年生まれ、広島県呉市出身の絵本作家。2016年に「あおいカエル」でデビューして以来、30冊以上の作品を発表してきた。その作品の多くは、国際的にも翻訳され評価されており、昨今では映像作品など他ジャンルにも活動の幅を広げている。今回は特に注目されているのが、アートディレクションとデザインを岩永和也が手掛けている点だ。彼は、作品のビジュアル面を強化することで、文字と絵の相互作用を最大限に引き出している。
求龍堂とその歴史
本書を出版するのは、1923年に創業し、2023年には100周年を迎えた求龍堂。社名の由来は「芸術的あるいは知的好奇心を求める」という意味が込められており、常に新しい美の泉を探し続ける姿勢を貫いている。求龍堂は美術書の出版社として、アートと教育の架け橋となるような作品を扱っている。
予約と購入情報
「影のような者たち」は定価5,280円(税込)で販売され、195×195ミリのサイズで並製本カバー掛けられ、420ページのボリューム感も魅力。興味がある方は是非予約情報をチェックしてほしい。
また、本書の世界観を楽しむための予告動画も公開中。映像は、撮影を阿部裕介、音楽をSUI(鈴木真人)が手掛けており、映像の美しさには目を見張るものがある。興味を持たれた方はぜひ、動画を楽しんでほしい。
結論
長田真作の新作『影のような者たち』は、ただの絵本の域を超えた作品であり、新しい物語体験を提供してくれる。読者を異世界へと誘い、心の深い部分を刺激してくれる一冊として、多くの人に手に取っていただきたい。絵本とは何かを改めて考え、楽しむきっかけを与えてくれる。「長田真作の新作絵本に出会えた喜びを、あなたも味わってみてはいかがだろうか?」