岡山大学が開く工学実験教室に参加しよう!
2025年10月14日、岡山大学で行われる「小学生のための工学実験教室2025」についてお知らせします。このイベントは、国立大学法人岡山大学が提供する小学生向けの理工系体験プログラムで、今年で16回目を迎えます。本記事では、どのような内容が待っているのかご紹介します。
概要
この工学実験教室は、岡山大学津島キャンパスで開催され、対象は小学4~6年生とその家族です。参加者はそれぞれが興味を抱くテーマに分かれて、実際に手を動かしながら学ぶことができます。今年度は、「スペクトル分光器を作ろう」、「3Dプリンターでオリジナル貯金箱を作ろう」、そして新たに「消しゴムを作ろう」といった3つのテーマが用意されています。
テーマの詳細
1. スペクトル分光器を作ろう
このセッションでは、子どもたちが自らスペクトル分光器を作成します。講師の技術職員から光のスペクトルや分光器の原理についてのレクチャーを受けた後、実際にパーツを切り出し、組み立てていきます。完成した分光器を使って、自然光や様々な人工光源の色を観察し、白い光がどのように分かれるのかを楽しむことができます。子どもたちの驚きの表情が目に浮かびますね。
2. 3Dプリンターでオリジナル貯金箱を作ろう
3Dプリンターを活用して、自分だけの貯金箱を作成するプログラムです。参加者はパソコンを使って貯金箱のフタをデザインし、作業の合間に色塗りを行います。技術職員やテクニカルリサーチャーのサポートを受けながら、オリジナルの貯金箱を完成させる楽しみは、きっと良い思い出となるでしょう。
3. 消しゴムを作ろう
新テーマとして登場する「消しゴムを作ろう」では、自分の好きな色の消しゴムを作ることができます。ポリ塩化ビニルや可塑剤を混ぜ、独自の形状を作る過程で、科学の魅力を実感することができるでしょう。特に、脱気のプロセスに興味津々な様子が見逃せません。
講師からのメッセージ
岡山大学の総合技術部によると、子どもたちにワクワクやドキドキを体験してもらうことは、科学の振興に欠かせない要素だとしています。「子どもたちの学びの芽を育てていく」との意気込みを示し、地域貢献や科学啓発に力を入れている姿勢が印象的です。
参加方法
参加は事前登録制で、定員がありますので、お早めに申し込むことをお勧めします。興味のある親子は、岡山大学の公式ページから詳細を確認し、申し込みを行ってください。
このような実験教室は、子どもたちに理工系の楽しさを伝える貴重な機会です。将来の科学者、エンジニアを目指す子どもたちにとって、刺激的な体験が待っています!
お問い合わせ
岡山大学の詳細な情報やお問い合わせは、公式ウェブサイトをご覧ください。地域中核・特色ある研究大学として、今後のイベントにも目が離せません。