恩賜上野動物園でコビトカバの赤ちゃんが誕生!心温まるニュース

恩賜上野動物園でコビトカバの可愛い赤ちゃんが誕生!



2025年12月25日、恩賜上野動物園にて楽しみにされていたコビトカバの赤ちゃんが誕生しました。母親のモミジは22歳で、父親は12歳のモトモトです。モミジは2003年にこの動物園で生まれ、元気に育ってきました。

赤ちゃんの誕生


日本で絶滅危惧種となっているコビトカバは、主に西アフリカの密林に生息しています。その生態は体長約150~175センチメートル、体重は160~270キログラムほどで、外見は可愛らしいカバを思わせます。今回誕生した赤ちゃんの性別はまだ確認されていませんが、母親のモミジが落ち着いており、授乳する様子も確認されています。

繁殖の経緯


コビトカバの繁殖は他の動物園との協力によって進められています。2023年3月20日、大阪府にあるNIFRELからオスのモトモトをブリーディングローンにより受け入れました。この2頭が同居することで、複数回の交尾が確認され、その後の超音波検査で妊娠が確認されました。そして、無事に12月25日の午前0時38分に新しい命が誕生しました。

現在の様子


誕生から数時間後の12月25日午前2時には、赤ちゃんが母親モミジから授乳している様子が見られ、元気に育っていることが伝わってきます。また、母親もリラックスした様子で、2頭は穏やかな時間を過ごしているようです。

見学情報


恩賜上野動物園では、今後の公開について公式ウェブサイトで発表される予定です。新しい家族が加わったことで、多くの来園者が期待を寄せており、訪れるたびに新たな発見があることでしょう。

今後も動物たちの様子を見守りながら、命の大切さについて考える機会としてご来園いただければと思います。上野動物園の一員として、ここから発信される情報をしっかりと受け止めて、都民の皆さんと共にこの喜びを分かち合いましょう。

お問い合わせ


気になる方は、【公財】東京動物園協会の教育普及係にお問い合わせください。電話番号は03-3822-5811で、詳しい情報や来園時の注意事項について案内されます。

動物との素晴らしい時間を過ごし、新しい命の誕生を一緒に喜び合いましょう!

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