YEデジタルが新サービスを発表
株式会社YE DIGITALが、彼らの倉庫自動化システム「MMLogiStation」の運用保守サービスに新たな機能「AQUA運用監視サービス」を追加することを発表しました。この新サービスは、2025年6月に始まった「AQUA DataFusion」という運用保守データ活用サービスを基盤にしています。
生成AIの活用による革新
「MMLogiStation」は、これまでにも運用保守サービスを提供しており、物流DXサービスセンターによって運用支援や分析レポートが行われていましたが、新たに「AQUA運用監視サービス」が加わることで、対応のスピードと質が大幅に向上します。このサービスでは、生成AIを用いてインシデントの自動起票が可能になり、常に発生する問題の迅速な解決が期待されます。
「AQUA運用監視サービス」では、運用保守に関する情報を集約するデータ管理プラットフォームが提供されており、生成AIがナレッジの有効活用を支援します。これにより、ユーザーは自分の業務に関連するインシデント情報を簡単に照会し、解決策を得ることができます。
利便性の向上
この新サービスの最大の特徴は、ユーザー自身が必要なナレッジデータに直接アクセスできる点です。これを利用することで、インシデントに関する情報をスマートフォンやタブレットから簡単に登録でき、手間が省けます。また、復旧手順や復旧時間のデータ管理ができるため、状況把握がスムーズになります。
期待されるサービス効果
- - サービス向上: データ連携によるインシデント自動起票で早期情報収集
- - 品質向上: 生成AIによるナレッジ照会で対応の質を向上
- - 作業軽減: 電話連絡不要で、現場で簡単に報告を完結
このサービスは、ユーザーが直接利用できるナレッジデータを提供し、早期解決と状況の把握を可能にします。YEデジタルは、物流倉庫の運用をより効率的に監視し、高品質なサービスの提供に努めてまいります。
今後の展望
YEデジタルは、倉庫のプラットフォームとしてWESを活用し、デジタル化と自動化を進めることで「持続可能な物流」の未来を見据えています。今後も、顧客との連携を強化し、より良い運用保守サービスの提供に取り組んでいくとのことです。加えて、資本政策やサービス向上のための取り組みを進めてまいります。これにより、全てのユーザーにとって価値あるサービスをこうご期待ください。
株式会社YE DIGITALは1978年の設立以来、さまざまな業界でのパートナーシップを築いてきました。新しい技術を導入しながら、これからも物流業界の発展に寄与していくと約束しています。