岡山大学シンポジウム
2025-12-20 23:18:27

岡山大学が持続可能な社会をテーマにしたジョイントシンポジウムを開催

岡山大学が開催した第5回ジョイントシンポジウム



2025年12月5日、岡山大学の津島キャンパス内にある共創イノベーションラボ(KIBINOVE)にて、国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟による第5回ジョイントシンポジウムが行われました。このシンポジウムは、国立六大学や台北大学連盟の研究者や学生が一堂に会し、持続可能な社会の実現について議論を交わす貴重な機会となりました。

お互いの連携を深める場



このイベントは、国立六大学連携コンソーシアム(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)と台北大学連盟(台北医学大学、国立台北科技大学、国立台北大学、国立台湾海洋大学)が共催しています。2020年6月に締結された国際交流協定を基に、5回目の開催を迎えることができました。

開会の挨拶を行った岡山大学の那須保友学長は、シンポジウムのテーマである「Towards Sustainable Societies: Greening Education and Nature-Based Solutions」が、2020年から2030年におけるESDの国際的な実施枠組みに基づいたものであり、大学が持つ責任の重要性を強調しました。持続可能な変革に向けた取り組みが、地域社会やパートナー機関との連携を通じて進むべきであると述べ、参加者を歓迎しました。

さまざまな研究発表



その後、国立台北科技大学の王錫福学長が挨拶を行い、岡山大学の藤井浩樹教授が基調講演として「Getting Asian Learners Climate-ready: A Transformative Initiative in Education」というテーマで発表を行いました。このような刺激的な内容により、参加者たちは熱心に耳を傾け、意見交換が活発に行われました。

学生モデレーターとしては、岡山大学農学部の清宮琴々奈さんと淵上遥奈さんが司会を担当し、さらに10人の研究者たちがそれぞれの研究発表を行いました。本学からは、勝原光希助教が「How can we measure human-nature interactions and biocultural diversity?」というテーマで講演を行い、様々な視点から持続可能な社会を考える材料を提供しました。

多様な発表の後には、ユースセッションが行われ、参加した学生たちはグループに分かれて「学生として何ができるか」について意見を交換しました。これにより、持続可能性に対する学生の意識を高めることができたと言えるでしょう。

新たな学生交流協定



シンポジウムの前には、国立六大学連携コンソーシアムと台北大学連盟の間で学生交流協定の署名式も行われ、新たな一歩として学生交流の強化が図られました。これにより、将来的にはさらなる国際交流が期待されています。

岡山大学の取り組みの今後に期待



岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な社会の実現に向けた活動を続けていく予定です。このジョイントシンポジウムは、その一環として重要な意義を持つイベントであり、今後の展望に大きな期待が寄せられています。シンポジウムの成果が、岡山大学だけでなく、地域社会に及ぼす影響も注視していきたいです。


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