大田区で実証実験成果報告会を開催
2025年3月7日、大田区にて実証実験促進事業「HOIP」の成果報告会が行われます。このイベントは、株式会社ボーンレックスが主導し、スタートアップと自治体が連携して地域課題解決に挑戦する様子を披露する場です。
この実施事業は、羽田イノベーションシティを拠点に掲げ、「WakuWaku the World」をミッションに、新しいアイデアの実現を目指しています。成果報告会では、選ばれたスタートアップ企業からの発表や、関連するパネルディスカッションが行われ、視聴者に新技術や施策について学ぶ貴重な機会が提供されます。
限界を超える新たな挑戦
設備概要
成果報告会はオフラインでの開催となり、日時は15:30から17:00までの約1時間半にわたって行われます。羽田イノベーションシティ内のPiO PARKで無料で参加でき、事前申し込みが必要となっています。
プログラム内容
15:30 - 15:40 HOIP事業説明及び羽田イノベーションシティPR
15:40 - 16:20 採択スタートアップ企業による成果報告
16:20 - 16:40 大田区産業振興課と運営事務局によるパネルディスカッション
16:40 - 17:00 参加者間の交流会
参加スタートアップの紹介
今年度は、二社のスタートアップが報告を行います。ひとつは、多言語化サービス「QR Translator」を展開している株式会社PIJINです。このサービスは、QRコードを使用し、海外からの訪問者にも分かりやすい情報を提供することを目指しています。外国人住民向けに国民健康保険の納入通知や、プラスチック分別回収制度に関する情報を多言語で案内し、地域の多文化共生を支援します。
もうひとつは、交通サービスを提供できる「RYDE株式会社」で、ユーザーにとって便利な二次交通のデジタル化を図る「RYDE PASS」を企画運営しています。大田区では、交通が不便な地域の改善を狙い、これまでのコミュニティバスとの融合を進め、便利で快適な都市交通の実現を目指しています。
期待される成果と今後の展望
報告会では、これらの事例を通して実証実験の知見や今後の施策の展望について多角的に意見交換が行われます。特に官民連携の重要性が強調され、スタートアップと自治体が連携して地域の課題を解決する新たな可能性が議論される予定です。地域の持続可能な発展を見据えた取り組みとして、多くの自治体や企業の参加が期待されています。
本イベントは、お申し込みが必要ですので、関心のある方は指定のリンクからお早めに参加登録をお済ませください。多様な視点からの交流と知見を広げる貴重な機会をお見逃しなく!