地域DX推進ワークショップ
2025-02-05 22:40:26

岡山大学が地域企業のDXを推進するワークショップ「DXSUNクエスト」の初開催

岡山大学が推進するDXビジョン形成ワークショップの初開催



2025年2月3日、岡山大学は「DXSUNクエスト」と題した地域全体でのDX支援を促進するワークショップを開催しました。このイベントは、岡山大学の系列である✨おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)と、産学官金連携のDX支援コミュニティである✨DXサンライズおかやま(DXSUN)が共同で実施しました。参加者は16名で、大学の学生や企業の担当者、そして地域のさまざまな関係者が集結しました。

今回のワークショップでは、岡山技研工業株式会社を事例に、同社のCO2排出量を可視化するための課題を整理する作業が行われました。参加者たちは、企業が直面する問題点を分析し、今後のビジョンを共に考えることを目的としました。具体的には、必要なITツールの選定や大まかな進行計画(ロードマップ)の策定が話し合われ、参加者全員が意見や知識を出し合いながら、将来の可能性についてディスカッションを行いました。

岡山技研工業の岡村浩太郎営業課長は、ワークショップの成果を受けて「今後の優先課題が明確になり、具体的なアクションプランが構築できた」と述べ、さらに学生たちとのコラボレーションを通じて得られた知識を基に、業務の効率化や新たな価値の創造に挑戦していく意欲を示しました。また、このワークショップは、環境省の「令和6年度地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」という枠組みに基づいて行われており、今回の取り組みがカーボンニュートラルへ向けた重要な一歩になることが期待されています。

DXとGXの融合の重要性



この活動は、環境保護や持続可能な経営を実現するための新しい支援モデルの一環です。参加企業は、同時に労働生産性と炭素生産性を向上させる施策を考えていくことを目指しており、中小企業が抱える環境への影響を低減しつつ、経済活動を支える仕組みを築くことが必要です。特に、2025年までにカーボンニュートラルを実現するためには、多くの企業がこのような取り組みに参加し、地域全体の協力が不可欠となります。

今後の展望



岡山大学は引き続き、DXSUNやOI-Startと連携し、地域企業の新たな価値創造ビジョンを描くための活動をすすめる意向を表明しています。また、地域中核としての役割を果たしつつ、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献するため、研究者や学生が協力し、地域社会との共育共創を進めていく関係が期待されます。岡山大学はその活動を通じて、日本の大学としての競争力を高め、世界のイノベーションをリードする存在への道を進んでいます。

現在、岡山大学は地域企業と連携し、業務のデジタル化や環境への配慮を通じて、未来に向けた新たな取り組みを進めています。学生たちの学びが実践に結びつくこのようなプロジェクトは、今後も継続していくでしょう。岡山大学の動向から目が離せません!


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