Ad2ictionが2025年クリックアワードでブロンズ賞を受賞
東京を拠点とするデジタルメディアグループ、TNLメディアジーンの子会社Ad2iction(以下、Ad2)が、2025年のクリックアワードでブロンズ賞を獲得したことが発表されました。この受賞は、Ad2が新たに開発したAI搭載広告ソリューション「Ad2 AI Agent」により実現したものです。
Ad2 AI Agentの革新性
Ad2 AI Agentは、デジタルマーケティング業界向けに特化して設計されたソリューションであり、実際のオーディエンスデータと予測AI、生成AIを駆使しています。この組み合わせによって、ブランドは消費者インサイトを正確に生成し、限られた予算で高い効果を持つ広告クリエイティブを生み出すことができるのです。具体的には、オーディエンス分析やクリエイティブ生成、メディア配置の推奨といったサービスを一括で提供しています。
これにより、ブランドは消費者により迅速かつ効果的にリーチすることが可能となり、キャンペーンのパフォーマンスも大幅に向上します。実際、Ad2ネットワークは現在、台湾のほとんどのモバイルユーザーにアクセス可能であり、デジタル広告プラットフォームとしての地位も確立しています。
受賞の背景
クリックアワードは1999年に設立され、デジタルマーケティングにおける創造性と革新性を称える受賞プログラムです。今年、受賞式はマカオで開催され、Ad2の受賞はAI広告およびリテールメディアネットワーク(RMN)分野におけるリーダーシップが評価された結果と言えます。
また、TNLメディアジーンは、9月17日付でISO 27001の正式認証も取得しており、情報セキュリティに対する取り組みも強化しています。これにより、同社の企業戦略はより一層堅実なものとなり、さらなるイノベーションへの道を切り開いています。
コメント
Ad2の共同創業者兼CEOのジョーイ・チャンは「この受賞は、当社の専門性と革新性を裏付けるものです。AIはデジタルマーケティング業界を変革する鍵であり、この賞は成長段階における重要な成果です」と述べています。また、同社の社長である今田 素子は「メディア、データ、AIを統合したエコシステムの構築に注力しています。このAd2の提供するツールは、広告主にとってオーディエンスを効果的にターゲティングするための強力なソリューションです」とコメントしています。
Ad2ictionの展望
Ad2は同社のテクノロジー部門に位置付けられており、高度なAIとデータ分析を駆使して、統合型広告ソリューションの開発に力を入れています。2024年度には1,420万ドルの収益を見込んでおり、成長率も34%に達する見込みです。これにより、同社の連結総収益の約29%を占めることになります。
TNLメディアジーンは、デジタルメディアのスペシャリストとして、ニュース、ビジネス、テクノロジー、ライフスタイルなど多岐にわたる情報を提供しています。今後も若い世代へのリーチや、質の高いサービスを強みに、さらなる成長を目指しています。
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