OMデジタルソリューションズ、デジタルアーカイブ向けカメラが技術賞を受賞

OMデジタルソリューションズが「Rシステム」で技術賞受賞

OMデジタルソリューションズ株式会社が手掛ける業務用デジタルアーカイブ向けカメラ「Rシステム」が、2024デジタルアーカイブ産業賞において技術賞を受賞しました。この賞はデジタルアーカイブの振興に寄与した製品やサービスを評価するもので、特に「Rシステム」が果たした役割が高く評価されています。

受賞の背景

文化財や美術品のデジタルアーカイブは、最近の博物館法の改正に伴い、その需要が飛躍的に高まっています。その中で、OMデジタルソリューションズの「Rシステム」は、効率的かつ簡単なワークフローでデジタルアーカイブを実現するために開発されました。特に、小規模な博物館や教育機関が限られた予算で設備を調達する際の一つの選択肢として、非常に重要な役割を果たすことが期待されています。

製品紹介

「Rシステム」は、特にカメラや撮影に不慣れな方でも簡単に使えるよう設計されています。このカメラは、深度合成機能を搭載しており、立体的な被写体に対しても広い範囲でピントを合わせることが可能です。また、8000万画素の高精細な画像を撮影できるハイレゾショット機能により、非常に高品質なデジタルアーカイブの制作が可能です。製品には詳しいユーザーズガイドが付属しており、文化財や美術品のデジタル化を支援しています。

開発者の声

OMデジタルソリューションズの新事業開発室を担当する宮田正人氏は、受賞について以下のように語っています。「このたび、2024デジタルアーカイブ産業賞の技術賞を受賞できたことを大変光栄に思っております。私たちの製品が、文化財や教育の現場で役立つことを願って開発しました。今後も需要が高まるデジタルアーカイブ分野において、さらなる研究や技術開発を進めていきます。」

デジタルアーカイブ推進コンソーシアムについて

デジタルアーカイブ推進コンソーシアム（DAPCON）は、2017年に設立された組織で、デジタルコンテンツの流通や利用促進を目指しています。セミナーや政策提言を通じて、デジタルアーカイブの普及や持続可能なビジネスモデルの開発に取り組んでいます。

OMデジタルソリューションズについて

OMデジタルソリューションズは、カメラやオーディオ製品を中心に、技術資産を活用したビジネスや社会的課題の解決を目指しています。2021年にオリンパス株式会社の映像事業を継承し、これからも様々な分野へのソリューションを提供していく所存です。

「Rシステム」に関する詳しい情報は、公式製品サイト(こちら)をご覧ください。出品者の皆様がデジタルアーカイブに取り組む上で、ぜひ「Rシステム」をご活用いただきたいと思います。