廃棄物から資源へ!yuniが大阪・関西万博に出展
2025年の大阪・関西万博がいよいよ迫っています。その中でも特に注目を集めるのが、株式会社yuniの出展です。yuniは、「廃棄大国から資源大国へ」というビジョンを掲げ、廃棄物を資源に変えるための取り組みを行っています。9月16日から22日まで、大阪・関西万博のフューチャーライフビレッジエリアで実施される「未来を創るICTスタートアップによる取組発信」に参加することで、yuniの挑戦が注目されます。
yuniについて
株式会社yuniは、2019年に設立されたスタートアップで、東京都渋谷区を拠点としています。代表の内橋堅志氏をはじめとするチームは、寝具などの廃棄物を再生素材化することで、未焼却資源を新たな製品に生まれ変わらせる技術を開発してきました。特に寝具については、日本国内での廃棄率が98%を超える現状を鑑み、「susteb」というサービスを通じて、廃棄される寝具を再生素材化するプロジェクトを進めています。yuniの目標は、ただ廃棄物を再生するだけでなく、資源循環の意識を広め、持続可能な社会を築くことです。
出展の意義
今日、日本では年間約4,000万トンもの一般廃棄物と3億7,000万トンの産業廃棄物が発生しています。特に、寝具のような大型の製品が廃棄されることが多く、その多くが焼却処分されています。この深刻な問題に対し、yuniはAI技術を駆使した革新的な資源循環システムを提供し、来場者に「未来の身近な暮らし」にどのように資源循環が溶け込むかを体感してもらいます。
出展概要
展示会は2025年9月16日から22日まで、毎日10:00から21:00まで開催されます。会場は大阪・関西万博のフューチャーライフビレッジエリアのD5ブースです。yuniブースでは、次のような展示内容が予定されています:
1.
再生自動化工場の動画デモ:未焼却資源が再生されるプロセスを半自動化した工場の動画を通じて知ることができます。
2.
実物展示:再生素材化された寝具から生まれた製品のサンプルが展示され、来場者は実際に触れてその品質を確認できます。
3.
未来の資源循環:AI時代におけるリサイクルと再生素材業界の未来について解説し、まだ使える資源を見極め、活用するための提案がなされます。
見どころ
特に注目すべきは、体験型展示です。来場者は実際に再生素材に触れ、その再生過程を実感することができるため、持続可能な資源循環の重要性を体感できます。展示の後半では、AIを用いた資源循環促進についての解説も行われる予定です。これにより、来場者は日本の再生技術の革新性を理解し、未来社会の在り方を考えるきっかけとなることでしょう。
日本の技術を世界に発信
yuniの出展を通じて、日本の進んだ資源循環技術が世界に広がることが期待されます。特に若い世代の来場者が、持続可能な社会の実現可能性を学び、それを自らの生活に取り入れるヒントを得られることが重要です。yuniのCEO、内橋氏は「万博という国際的な舞台で私たちの取り組みを発信できることは大変光栄で、資源循環は未来社会に不可欠な要素です」と語っています。
未来への展望
yuniは万博での経験を活かし、今後さらに多くのプロジェクトを展開する予定です。フランチャイズの導入や、AIを用いた資源循環促進サービスの展開を図り、国際的なビジネスチャンスを見込んでいます。yuniの挑戦は、日本の持続可能な未来を照らす大きな光となるでしょう。
来場者へのメッセージ
yuniブースでは、スタッフが丁寧に技術の内容や取り組みについて説明します。実物の再生素材に触れ、次世代の暮らしを考える機会をぜひ体験してください。多くの方のご来場を心よりお待ちしております。